クリスマスの贈物 [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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  • みっちゃん、かわいそやろ

  • 切ない

  • NDC 913.6

  • 感想を書いていなかったブンゴウメールクリスマス特別号の作品です。
    竹久夢二を読むのは久しぶりです。
    クリスマスプレゼント、みっちゃんと二郎さんは対照的ですが、ふたりのお母さんも対照的でした。
    欲しいものをたくさん書かせはするけどわくわくさせておいて全部贈るわけではないみっちゃんのお母さんより、「そんなに欲張ったら贈り物を貰えなくなる子どもがいる」と諭す二郎さんのお母さんの方が子どもにとって良いお母さんだなと思いました。
    結果、贈り物に、二郎さんは喜び、みっちゃんは泣いてるんだもんなぁ。。

  • 限界効用逓減の法則を子どもでも分かるように示した作品。
    稀に経験することで満足度はその都度高まるが、普段から甘やかされて欲張りになると、いくつもらっても満足できない性格になってしまう。

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著者プロフィール

(たけひさ・ゆめじ)画家・詩人・デザイナー・作家。1884年岡山県生まれ(本名・茂次郎)。1901年に上京し、翌年、早稲田実業学校に入学。1905年、平民社の機関誌「直言」にコマ絵を発表、その後「平民新聞」にも絵や文章を発表する。翌年には「東京日日新聞」、「女学世界」、「文章世界」などからも依頼を受けるようになり、早稲田実業学校を中退。1909年に初の画集『夢二画集 春の巻』(洛陽堂)を刊行。1914年、日本橋に自身がデザインした小物などを売る「港屋」を開業。以降、画家、詩人、グラフィックデザイナー、翻訳家、小説家として幅広い活躍を続ける。1931年から33年にかけて欧米各国を訪問。1934年、49 歳で逝去。小説作品に、「岬」(1923)、「秘薬紫雪」(1924)、「風のように」(同)、「出帆」(1927)などがある。

「2022年 『秘薬紫雪/風のように』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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