サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 (269‐3)) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • あまりに面白くて夢中で読んだ。
    考えてみれば、ベトナム戦争については、むしろアメリカ内部の話として必須の教養になっているけれど、肝心のベトナムにおいて何が起こったのか、ほとんど知らなかった。ベトナム内部の南北の争いについて理解を深めておく必要がある。

    しかし、それを於いても、サイゴンに暮らす市井の人々、そして政治家のエピソードなど、とにかく面白い。

  • 1975年3月23日からベトナム共和国に滞在しており、サイゴン陥落前後の臨場感が描かれている。ベトナム共和国にいる人々は様々な悲劇・汚職・貧困にまみれていたが、たくましく明るく生きていた。またベトナム南部はグルメな人が多いのか食料がたくさんあるのか、裕福でない人もまずいものは平気で捨ててしまう行為に戸惑っている。

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