金田一耕助ファイル7 夜歩く<金田一耕助ファイル> (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.64
  • (6)
  • (20)
  • (24)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 225
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (299ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前に読んだことあるので~
    って理由にならないけどまたまた、ドはまり。
    危ない横溝先生にまた時間持って行かれる。

  • 古神八千代という美女。銀座での銃撃事件の回想話で始まります。彼女に宛てた手紙「ー汝夜歩くなかれ」とは何をさすのか。小金井にある元別荘【みどり御殿】を訪れると首なし殺人事件が起こります。日本刀でばっさり。館ものです!少禄大名華族の古めかしい因縁噺から始まる呪いなのか?動機は憎悪、貪欲、不倫、迷信、嫉妬? 後半、舞台は岡山県鬼首村に、旧支配地、復興した陣屋敷、雰囲気最高です。金田一の登場はここからで、探偵小説家である語り手が侮るのに反して、名推理を披露します。横溝エンターテイメントは素晴らしい。(1948年)

  • 最後の方でアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」?と思った。

  • タイトルはディスクン・カー、筋はクリスティ。半分くらいから怪しい気がした。

  • 読み終えたはず

  • 筋肉少女帯の曲のタイトルにもなっている、「夜歩く」。
    三流探偵小説家の屋代寅太の目線で進んで行く、猟奇連続殺人事件。

    これは最後で見事にひっくり返されますが、正直「そんなのアリ?」ともちらっと思います笑

    あらすじすら複雑すぎてうまくまとめられないけど、夢遊病がキーポイントです。
    久しぶりに一気読みした作品。

  • 2014年12月14日読了。

  • 傑作とは思うけれど、トリックはちょい反則気味。

  • 金田一耕助モノ。取り立てて面白い本とも思わないが、いかにも探偵小説という感じがして良い。佝、キャバレー「花」、拳銃、日本刀、首なし死体、近親相姦、夢遊病、精力剤といったおどろおどろしい単語がページをにぎわす。「本陣殺人事件」「八つ墓村」「獄門島」に比べれば、サスペンスの要素は落ちるが、娯楽性は決して低くない。

  • 未読だった金田一モノ。

    前半はイマイチ。坂口安吾の『不連続殺人事件』にも共通するような露悪趣味がいただけない(たぶん、これは単純にワタシの好みではないだけだと思うけど)。
    ・・・けど、後半、金田一が出てくるところあたりから俄然面白くなってくる。ミステリとしての論理も整然としているし、磯川警部にもまた会えて嬉しかった。
    乱視になるんじゃないかと心配しつつトレッドミルの上でもせっせと読書したせいか、あっという間に読了。

    やっぱり金田一モノはいいなぁ。って、さて、次は何を読もうか。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

横溝正史の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×