詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE S&Mシリーズ (講談社文庫) [Kindle]
- 講談社 (1999年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (394ページ)
感想・レビュー・書評
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S&Mシリーズ4作目。
個人的にはこれまで3作と比べてあまり心が揺さぶられない話だった。密室のトリックを自分があまり理解できなかったせいかもしれない。数学の話は分からないなりに理解しようとしていたからか、前3作品は犯人以上にその密室の謎に興味があった。今回は建築用語が中々脳内に浸透してくれなかった。
犯人については後半の展開を迎える中でこの人しかいないなと思いつつ、動機と方法がどうしても理解できなかった。
でも、犀川先生に言わせれば動機なんて、という話なのだろう。
最後の気の利いたフレーズが、最も印象に残る。私にとってはそんな作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般的な常識とかけ離れた奇抜な犯行理由で面白かった。
相手の思考を楽観的に期待している状況これを甘えているというんだ。気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは言葉で言いなさい。
これが今作で1番刺さった犀川助教授のセリフでした。 -
このシリーズもなかなか好きになってきた
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前3作の方が自分的には読みやすく面白い
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「相手の思考を楽観的に期待している状況……、これを、甘えている、というんだ。いいかい、気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で言いなさい。それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない」
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Audibleで視聴
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好き!
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学生(らいすた)ミニコメント
大学助教授・犀川と、その教え子・萌絵の関係性
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