十二月八日 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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  • 小説家の夫人である主婦の1日の日記
    未来に残したく書いている
    主人は友人とたわいも無い話を楽しんでいる
    700の読み方とか
    戦時中、アメリカとの戦争が開始された
    主人は知識が変
    愛国主義者ではあるのだが、、
    アメリカに対する憎しみ
    主人の考えが影響されているのだ
    仲の良い亀井さんちと自分の家の差に少し寂しさを覚える
    主人を訪ねてくる学生
    配給制であるが、少し贅沢はできる
    園子と風呂に入るのが一番好き
    戦争が始まったため道が暗い
    主人は信仰があるため、明るく感じる
    日本が勝つ。

  • あの日の風景を太宰っぽく。

  • 開戦の日をルポ的に切り取った作品。先にある不穏な未来を我々は知っている。故に平和な日常の記のなかに不穏な空気を探そうとしてしまうのではないだろうか。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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