太宰治のおすすめランキング

プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太宰治のおすすめランキングのアイテム一覧

太宰治のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『人間失格 (新潮文庫)』や『斜陽 (新潮文庫)』や『人間失格 (集英社文庫)』など太宰治の全3130作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

人間失格 (新潮文庫)

29886
3.75

感想・レビュー

人間の本質を突いてる。 誰もが多かれ少なかれ 抱えてる生きづらさを 巧く表現してる。 こんなダメ人間と私は 違うと、 突き放せる人はいない のではな... もっと読む

斜陽 (新潮文庫)

13001
3.76

感想・レビュー

戦後に生きる没落貴族である家族三人の滅びの姿を描いた作品。 語り手のかず子、母、弟の直治。貴族という家柄でありながら、父を失い戦争を終え、移り変わりゆく時... もっと読む

人間失格 (集英社文庫)

8070
3.64
太宰治 1990年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

学生時代に読んだと思うがあまり覚えておらず再読です。 今読んでもハードな内容だったので当時、もしかしたら最後まで読めてなかったかもと思いました。 「はし... もっと読む

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

7302
3.67
太宰治 1950年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『たんぽぽの花一輪の誠実さを、僕は信じたい。』 もっと読む

走れメロス (新潮文庫)

7111
3.71

感想・レビュー

太宰治の中期の代表的短編集。 著者の作品の中で読んだことがあるのは『人間失格』だけ。 ふと『走れメロス』も子どもの頃にアニメ映画で観たなぁと思い手に取った... もっと読む

人間失格 (角川文庫)

5938
3.78
太宰治 2007年5月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文豪作品を読みたいと思ってはじめに手に取った本。 深いな〜と思う部分が数ヶ所。反対に少し笑える部分が数ヶ所あって意外だった 「恥の多い人生を送ってきま... もっと読む

晩年 (新潮文庫)

5197
3.51

感想・レビュー

太宰治の処女作品集。全15編。当時27歳。 自殺を前提に遺書のつもりでせめて自分の一生を書き残したいと懸命に書かれた作品。 劣等感や罪悪感。生きることへの... もっと読む

女生徒 (角川文庫)

4566
4.10
太宰治 2009年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そういやなぜか最近、太宰作品を読んでるなぁ。 きっとおびのりさんや傍らに珈琲を。さんの呪い、いや失礼、誘導と影響を受けてしまったのだろう。 もともと文... もっと読む

パンドラの匣 (新潮文庫)

4256
3.91
太宰治 1973年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

希望に満ちた二つの物語。 太宰治もこんなに明るく爽やかな青春小説を書くんだ! 「パンドラの匣」は、結核療養所で病気に負けずに明るく精一杯生きる少年の話。... もっと読む

グッド・バイ (新潮文庫)

3979
3.68

感想・レビュー

未完の作品「グッド・バイ」を含めた16つの短編集。 戦時中に太宰が妻子を連れて甲府へ疎開したときの話が「薄明」「たずねびと」。そして、津軽の生家へ再疎開... もっと読む

津軽 (新潮文庫)

3564
3.70

感想・レビュー

学生時代、桜桃忌に青森を目指す友人がいた。 彼の影響もあって太宰治さんの本を手に取るようになった。金木の斜陽館も訪ねた。 ネガティブで女々しくて、、と揶揄... もっと読む

人間失格

3309
3.83
太宰治 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

道化を演じ、拒否できないヨウゾウの姿は今の日本社会に通ずるものがある。SNSで自分をよく見せ、人によって態度を変える現代の若者。上の者に素直に従い、我慢強... もっと読む

お伽草紙 (新潮文庫)

3259
3.81

感想・レビュー

戦時中に執筆された短編集。 防空壕の中で娘に読み聞かせていた昔話をもとに書かれた「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」の4つのオマージュ作品からな... もっと読む

きりぎりす (新潮文庫)

2880
3.87
太宰治 1974年10月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

28〜33歳、中期の作品集。 自虐と自意識の強さを、笑いながら差し出せる強さが太宰にはあったのだろう。 もっと読む

斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇 (文春文庫 な 47-1 現代日本文学館)

2668
3.81
太宰治 2000年10月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今日は「桜桃忌」ですか。 太宰治の作品の中で記憶に残る一節は「人間失格」の中の友人の言葉 「ワザ、ワザ」なんです。 確か主人公が周囲に迎合しようとして何か... もっと読む

斜陽 (角川文庫 た 1-4)

2288
3.92
太宰治 2009年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

太宰ってたなあ。本当。太宰治の文章に触れるとなんかホッとする。図書館で借りたものなので、手元に置き続けれないのが残念。 もっと読む

斜陽 他一篇 (岩波文庫 緑 90-3)

1787
3.84
太宰治 1988年5月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

没落貴族の緩慢かつ甘美な破滅を母、かず子、直治、上原の四人の人生を通して描いた作品。かず子の激情(「私の胸の虹は、炎の橋です。」こんなにも激しい恋心がある... もっと読む

栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)

1545
3.23
夏目漱石 2013年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本編をきっかけに、なかなか手に取ることのない名作に出会えるのが面白い。 「たんぽぽ娘」は本編で印象に残っていて、なるほど名作かなと感じた。50年も前に発... もっと読む

斜陽

1544
3.83
太宰治 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

太宰治特有の心に共鳴を与える言葉が好きです。 ・気取るということは、上品と言う事と、ぜんぜん無関係なあさましい虚勢だ ・光線が絹ごしされてるみたい ・両足... もっと読む

奇想と微笑: 太宰治傑作選 (光文社文庫 も 18-1)

1477
3.69
太宰治 2009年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

登美彦氏が「ヘンテコであること」「愉快であること」をテーマに選んだ太宰作品19編。 登美彦氏は編集後記で「私は、太宰が手を替え品を替え読者を愉快にさせよ... もっと読む
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