檸檬 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 覚醒は狂気を孕むというか…。生きるということは少なからず変化をし続けることとも言える。

    躁鬱者予備軍の小説だと思います。
    檸檬でハイになる奴ってあぶないよね?

    ただ、果物屋で檸檬に出会うまでの描写というかシーケンスは秀逸!

  • やはり明治時代の作家は詩人だ。単なる小説に美しさを感じる。しかし、本作はあまりに短く、オチ?も弱い。ありきたりにも思える。

  • レモンの酸っぱさや黄色いフォルムからここまで連想するのは、完全に変態と思いました。

  • 青空文庫にて読了。
    微妙かつ陰鬱な状況を背景に、作者が丸善を冷やかしたくなる気持ちはよく分かる。
    普段何気なく目にする檸檬も、少し素敵に見えてくるかも。

  • 文鳥文庫より。

    檸檬、というのがこんなにも素敵な響きで、素敵な佇まいでいるなんて、知らなかった。

    丸善でのいたずらな行動も、とてもクリエイティブ。

    忘れたくない1冊。

  • 檸檬買って置いてくるだけの話をこう表現できるのはすごいと思うけど、なんとなく躁鬱っぽさを感じた。

  • なんでこうも評価が高いのかよく分からなかった〜

  • 記憶にほとんど残らない。

  • 文体や表現力がすばらしい。状況や感情は伝わってくるが、全体として何を伝えたいのか良くわからなかった。

  • 檸檬は、もっと違う小説と勘違いをしていた。何か、子供の不幸について、話す時に、笑いながら、ハンカチを机の下で、ハンカチを握りしめていたとか、しかし、内容は、違っていたが、それなりに面白かった。

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著者プロフィール

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。

「2021年 『Kの昇天』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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