慈悲 [Kindle]

著者 : 岡本かの子

• 2012年9月27日発売

感想・レビュー・書評

[harmonixyさんの感想 · 2022年5月21日]

慈悲　岡本かの子

有り余っている蓄えから
ほどこすと言うことの欺瞞
つまり
余分な蓄えとは
個々における過不足のない大自然の利用から
誰かしらの分を
盗み強奪した詐欺に他ならない訳で
それを恵む事自体が驕りであり
本末転倒でしかないことに
気づくべきなのだ

慈悲も利他も
自らの心に問う問題なのだろう

[ひろあきさんの感想 · 2014年10月4日]

booklog見るのも約半年ぶりか。
芸術家・岡本太郎のかーちゃんの本。
慈悲とは時処位である！

著者プロフィール

おかもと・かのこ
１８８９年に生まれ、
１９５３年に没した、日本の小説家。
代表作に
『母子叙情』
『老妓抄』
『生々流転』など多数。



「2019年 『美少年　岡本かの子　アムール幻想傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」