春は馬車に乗って [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 結構好き。妻が死に近付くにつれて、物語も動から静に変わっていく。互いをそれぞれ生死に束縛する感じがしたけど、介護ってそんなものなのかな。

  • 死に近づいていく妻とそれを看病する夫。春の訪れを花で感じるラストの描写には涙腺を刺激された。

  • ★4.5だがおまけで。
    いやいや映像を喚起させる力という観点では、横光という作家は日本では出色の存在かもしれない。って今まで読んでなかったんだから、実はまだまだ他に未知の作家がいるんだろうなぁ。

  • 美しいなあ。

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著者プロフィール

よこみつ・りいち
1898〜1947年、小説家。
福島県生まれ。早稲田大学中退。
菊池寛を知り、『文芸春秋』創刊に際し同人となり、
『日輪』『蠅』を発表、新進作家として知られ、
のちに川端康成らと『文芸時代』を創刊。
伝統的私小説とプロレタリア文学に対抗し、
新しい感覚的表現を主張、
〈新感覚派〉の代表的作家として活躍。
昭和22年(1947)歿、49才。
代表作に「日輪」「上海」「機械」「旅愁」など。



「2018年 『セレナード 横光利一 モダニズム幻想集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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