昴(1) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 20年前の作品だけど、今でも全然色褪せないし、一気読みしてしまう。何度も読んで、結果もオチも知っているのに。1巻は序章で、すばるがどうして踊っていたのか、バレエとどうやって出会ったのか。すばる目線で読めば、ただただ弟の和馬に伝えたい想いで必死なんだ。ただ、外野の目線で読むと、両親の、特に母親の偏りが痛い。それは後々までずっとひきずることにもなるんだけど。父親が機能していないし、すばるの孤独は和馬の病気があってもなくても、遅かれ早かれ。とも思ってしまう。

  • ダンスを弟の死と無理矢理結びつけている感あり。病気の弟を喜ばせる方法は絵画や物語、音楽など他にいくらでもあると思う。劇画調の絵はあまり好みではないが、それでも続きを読みたいと思わせる魅力はあった。

著者プロフィール

 1968年6月18日生、東京都出身。『ドカベン』『サーキットの狼』に影響を受けて、小学校2年よりまんがを描き始める。
 大学中退後、漫画アシスタントを経験後、1990年週刊少年マガジン増刊「マガジンSPECIAL」にて『GET ROCK!』でデビュー。以後、秋田書店、小学館、講談社で人気漫画を連載し続ける。
 代表作は、熱い自転車ロードレースストーリー『シャカキ!』、若き消防士たちの奮闘を描いた『め組の大吾』、バレエに魂をささげた少女の物語『昴』とその続編『MOONー昴 solitude standing』、F1を目指す少年と仲間たちの成長を描く『capeta』。1997年に『め組の大吾』で第42回小学館漫画賞を受賞。2005年に『capeta』で第29回講談社漫画賞を受賞。2012年1月現在、「月刊少年マガジン」で『capeta』連載中!

「2012年 『capeta(28)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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