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感想・レビュー・書評
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20年前の作品だけど、今でも全然色褪せないし、一気読みしてしまう。何度も読んで、結果もオチも知っているのに。1巻は序章で、すばるがどうして踊っていたのか、バレエとどうやって出会ったのか。すばる目線で読めば、ただただ弟の和馬に伝えたい想いで必死なんだ。ただ、外野の目線で読むと、両親の、特に母親の偏りが痛い。それは後々までずっとひきずることにもなるんだけど。父親が機能していないし、すばるの孤独は和馬の病気があってもなくても、遅かれ早かれ。とも思ってしまう。
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ダンスを弟の死と無理矢理結びつけている感あり。病気の弟を喜ばせる方法は絵画や物語、音楽など他にいくらでもあると思う。劇画調の絵はあまり好みではないが、それでも続きを読みたいと思わせる魅力はあった。