- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
-
おしりにしっぽがついた人たち、鍵穴から出入りする神、ワニ、八咫烏など、おもしろキャラがどんどんと登場する一方で、権力者が美しい娘や権力の座をめぐり、殺し合い続ける現実的な世界。草薙や焼津がヤマトタケルの逸話に基づいた名だとは、知りませんでした。新羅に攻め込んだとの記述があるのも知っていたけれど、何度も貢物を受け取っていたなどというくだりも新発見。面白かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
流石に読むのはかなり時間がかかりましたが、読んで良かったと思える本でした。
-
子どもが受験で日本史を勉強しているので読んでみました。知ってる話も初めての話も含めて面白かった。神や人は殺されすぎだけど。
-
神話は不思議な話として読めるが、後半はとりとめなく…これといった感情も湧き上がらない話だった。
-
物語調でとても読みやすい。初めて古事記の全体像がわかった。
-
天皇からの勅令によって編纂されたらしいが、話は脈略無く進むし、中盤からは殺し合いを含んだ権力闘争の話が色濃い。これを日本の成り立ちを書き記したものとして、素直に受け取っていいものなのか。
結局、日本民族がどのようになりたってきたのかは、今となっては、正確に知ることができないだけに、ロマンがある。 -
面白い。結構乱暴な話もある。
昔の人はこんな話を読み聞かせされながら育ったのだろうか? -
Kindleの無料シリーズにあり、今度伊勢神宮に行くし、お復習のつもりで読了。
国造り、天岩戸、八俣の大蛇、因幡の白兎、懐かしい…。
一通り読んで思ったのは、古事記の中の神々の話のキーポイントは兄弟だということ。親や嫁もあるけど、物語の肝要なところは兄弟である。
また、読んでいてしっくり来るところもあれば、『えっ、そんなんで殺しちゃうの?!』と言うような理解不能なシチュエーションもあり、大和民族は何によって今日の姿になったのか考えさせられた。これはこのあとに続く仏教文化の伝来が重要なターニングポイントになるのだろう。
神宮の神事は1300年も続いている。異文化を取り込みつつも、originを見失わない日本人、強かだなあ。 -
1.ギリシア神話みたいで、よかったです。
2. 時代の最初の方から、書いてあるのがので分かりやすかったです。
3.最後の所に、本の文字を修正したのが、書いてあってオススメです。
ぜひ、読んでみて下さい。 -
これは抄訳なのかな?継体天皇のあたりを読みたかったが省略されていて残念。歴代天皇の戦術が基本的にだまし討ちなのに苦笑いしちゃう。