ひまつぶしの殺人 (光文社文庫) [Kindle]

著者 : 赤川次郎

• 光文社 (1984年12月20日発売)

感想・レビュー・書評

[runmin24さんの感想 · 2021年8月20日]

中学生の頃に夢中になった。
母は鷹揚な泥棒、長男はニヒリスティックな殺し屋、次男はおっちょこちょいな弁護士、長女は色仕掛けの詐欺師、そして三男は正義感あふれる警察官……複雑怪奇な早川家がそれぞれの仕事のために一つの場所に集まった。その中心は石油王。家族以外の泥棒や殺し屋や警察官をも巻き込んで、やがて事態は大陰謀を明るみにする。

[ジュンちゃんさんの感想 · 2020年12月27日]

テンポが良く、読み易い喜劇的なサスペンス。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」