- Amazon.co.jp ・電子書籍 (349ページ)
感想・レビュー・書評
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光圀というと、どうしても水戸黄門の姿が思い浮かんでしまうがこの本の光圀は違う。まだ幼く、人間臭い少年時代の光圀の姿。
兄との葛藤や宮本武蔵や沢庵との出会い、そして林読講との論戦――。
水戸家の世継ぎとなり、「何故自分なのか?」という迷いの中、自分の生き方を探す姿を魅力的に描く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伝記モノはだいたい面白いのは一部だけ。
しかも後半。特に幼少期は読むのが苦痛で早く大人になれやと思いながら読むことが多い。
最初から面白い。
天地明察でも濃いキャラクターだったので、期待してたが期待通り。
出てくる人物全員味があっていい。
兄、友の関係が素晴らしいと思ってたら、そこに妻の関係までいれてくるか。
そして下巻へ。 -
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【きっかけ・目的】
村上元三の水戸光圀を読んでいたのでこの著者の光圀はとても気になった。
きっと漫遊記のような黄門さまではないなと思った。
【感想】
20歳までの思春期の光圀が描かれている。父、頼房の理不尽なまでの教育や兄、頼重に対する鬱屈など生き生きと生々しく描写されている。
自分なりの義を見出すまでの光圀の傾奇さまがなんとも凄まじくすごかった。
【終わりに】
まだ、上巻だ。これからが楽しみな展開だ。 -
水戸藩主、徳川光圀についての長編。上中下の上巻、20歳まで。徳川光圀って黄門様のことだ、くらいしか認識してなかったけど家康の孫だったんね。御三家の成り立ちとかちゃんと分かってなかったし色々面白い。
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感想は全部読み終えてから。
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格好良い。その一言に尽きる。
胸が熱くなる素晴らしい作品。 -
感想を放置し過ぎて忘れたシリーズ
上巻が一番面白かった。