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感想・レビュー・書評
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ハマるの覚悟で読み始め。本日買って一気読み。そのあと続き4冊まで購入済。仲間と個性の本。
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姫川玲子シリーズ第1作。
二階堂ふみのドラマ版の第1回だけを観て買ったものを今頃読んだ。しかし第1回は当然「ストロベリーナイト」だったわけで、壮大なるネタバレ後に読んだことになる。なので感想が書きにくいのだが。
最初から犯人を知って読んでいるので仕方ない面もあるが、推理小説として読むには微妙な展開ではあると思う。やや、というか、とても強引...。警察小説としては、駆け引きは存分にあるが、本作では「姫川班」の存在が強いとは言えない。敢えていえば「刑事・姫川玲子の顔見せ小説」といったところだろうか...。
描写がグロいという評判ではあったが、個人的にはそこまででもなく、グロささえも舞台装置の一種というか、この小説においては飾りでしかない。犯人造形もやや浅い(というか、あれくらいのカマかけで自己陶酔してペラペラ喋る犯人はどうかと思う、2時間ドラマじゃないんだから)し、視点人物も切り替わるのだが、あくまで全て「姫川玲子」の為の物語なのである。
シリーズ第1作であるからそういう展開にもなるのだろう。姫川玲子は優秀に見えて(実際優秀ではあるのだが)実は極めて無謀な人物である。ハードボイルドの探偵のようだ。今作では対極にガンテツこと勝俣が立つが、どちらの人物も人物造形がやや極端な為に移入しづらい部分はあった。恐らくシリーズを通して読むことにより他の見方ができるのだろう。これ1作だけだとあまり魅力的な小説というのは難しいところである。 -
男の人が書いた、男の人の理想が詰まった女性主人公。
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『いいか。人間なんてのはな、真っ直ぐ前だけ向いて生きてきゃいいんだよ』
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昔ドラマ見たなーと思って読んでみたけど、結構表現がグロくて読みながら顔が歪んでしまった。
姫川の気の強さが気持ちよくてハマったので他のシリーズ作品も定期的に読みたいと思う。 -
ジウシリーズから入った私には、勝俣の感情描写に引き込まれました。姫川シリーズに突入した感じがし、ワクワクしています。