震度0 [Kindle]

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 17
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感想・レビュー・書評

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  • 警察の組織、階級などの悲哀が理解できる一冊です。

  • 15ページまで、これ以上読めない。

  • 阪神大震災の朝、一人の県警幹部が失踪した。
    県警の中で錯綜する思惑と利害、保身と野心、
    そして激しい内部抗争。
    県警幹部6人の密室劇の幕が開ける。
    キャリアとノンキャリアのぶつかり合い。
    多かれ少なかれ、どこの県警でもあるんだろうなぁと想像してしまう。

  • 横山作品としては珍しく駄作。中央キャリアと地元との権力争いの話が、延々と続くだけ。ラストもしっくりこなかった。

    • read33さん
      横山作品としては珍しく駄作。中央キャリアと地元との権力争いの話が、延々と続くだけ。ラストもしっくりこなかった。
      横山作品としては珍しく駄作。中央キャリアと地元との権力争いの話が、延々と続くだけ。ラストもしっくりこなかった。
      2020/07/20
  • 阪神大震災の日、東日本のN県の県警の警務部長が出社してこなかった。一日たち、二日たっても。足取りを必死に探す同僚や部下たち。妻たちの中でも色々な情報が飛び交う。そして色々な思惑と一緒に。警察キャリア、準キャリア、ノンキャリアの警察官の考え方と態度がよく分かる。物語の背景の片一方に大震災を配したが、それがどれだけ利いてきているのかよく分からない。それがなくてもそれなりに面白かったように思うが。

  • Amazonレビューを読むと阪神大震災と絡める必然性を感じないという意見が多いが、個人的にはその対比あってこその本作だと思いました。

  • 2015/2/21 Kindleで読了、【2015年-12冊目】以前にKindleセールで200円以下で購入していた積読本。大震災と警務課長の失踪という緊急事態にも関わらず、キャリア・ノンキャリアの壁や、権力争いに明け暮れるN県警。それぞれが情報を秘匿し、自分の保身を最優先とし、他を出し抜くことしか考えない体質は、昨今の政治家や警察の不祥事に通ずるものがある。登場人物それぞれの視点で物語は進み、一見関係ないと思われていたピースが繋がる時、事件の真相が明らかになる。読み終わっても主人公が誰だったのかわからないのもこの小説の特徴。全体的には読みやすい小説でした。

  • あー、だめ!
    この小刻みに場面が変わる話って、苦手。
    映画でも本でも、この手法には感情移入できない。
    よって挫折しました。

  • キムチ鍋が無性に食べたくなるような衝動。

    横山秀夫さんの本を、むしょ~うに読みたくなることがあります。



    『震度0」は、WOWOWでやった時に、もうドラマは見ていましたが

    あらためて読むと、男たちの権力争い、どろどろした感じをまた思い出しました。



    “灯台もと暗し”という言葉がピッタリな内容の作品ですが

    ラストはすごい衝撃があったなぁ~ドラマを見た時。



    本で読んでまたドラマが見たくなってしまったので

    ツタヤへ行って100円レンタルしてきました。



    まさかWOWOWドラマをレンタルするとは・・・・(^_^;)

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著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など、立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。

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