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- / ISBN・EAN: 4988013291461
感想・レビュー・書評
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俺が学生時代から変わらぬ活動を続けるジャパニーズロックのベテランバンドの2枚同時発売アルバムのうちの1つ。2枚同時と聞くとラルクとDaizyStripperを思い出します。
盛大なイントロから始まるアップテンポで「これぞGLAY!」と叫びたくなる#1からの突入、裏打ちハイハットのリズムに乗る哀愁メロディが美しい#5、HISASHIお得意の尖ったリフがGLAYらしいロックを表現した疾走チューンの#6、歌詞の詰め方やリズムの取り方が少しだけ青春パンクっぽい#8、3連の若干気怠い重さがそのまま歌のメッセージの重さを表したような#10、正直ここまで聴き応えがあるとは予想してませんでした。
昔大好きでよく聞いていたけれど、最新のアルバムを聞いてもやっぱり100%GLAYである所以はどこにあるんだろう。TAKUROが作る曲とメッセージ性の強い歌詞なのか、TERUの全く変わらぬ声色なのか、HISASHIの個性の塊である独特のギターなのか、JIROの決して主張しないが土台をしっかりと支えるベースなのか。(彼のコーラス・ワークも好きだ) この全てがずっと変わらないからこそGLAYなんだなぁと思える。
ああ、次はGUILTYだ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同時発売の『JUSTICE』はセルフプロデュース作品だが、こちらは佐久間さんプロデュース作品。
“安定のGLAYサウンド”で、リスナーをぐんぐんGLAYの世界に引き込んでいく。
個人的に『My Private "Jealousy"』がかなりロックでシングルから大好きなので、アルバムに収録されたことが嬉しい。
またG-DIRECT限定シングル『G4・?』から『everKrack』『キリノナカ』『Ruby's Blanket』も収録されていて、『everKrack』『キリノナカ』はアルバムバージョンになっている。
これも個人的にどちらのアレンジも好き!
ライブで盛り上がる曲はもちろん、ミディアムナンバーもしっかり入ってます。
歌詞を読むのもかなり楽しいですよ。
「GLAY史上最強」と謳われるだけあって、どの曲もめちゃくちゃいいです。
『Bible』が収録されている時点で最強だよ…とか思っちゃったのはわたしだけでしょうか。。
また震災を受け、直後にレコーディングされた『君にあえたら』も収録されています。
言葉にして表現できないけど、迫力に圧倒されてしまう。
いまだ震災と真っ向から向き合えず、聴くのが怖かった楽曲だったが聴けてよかった。
相変わらず号泣しちゃいますが…。
GLAYはまた新しい地点に立ったのね、と感じさせる作品。
特典DVDでも語られているが、これからどんな風景を見せていくのかがとても楽しみ!
ファンでなくても満足できる1枚だと思います。