老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

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  • 「古典を難しく感じるのは、時代背景が分からないと作品の内容が理解できないところにある。ビギナーズ・クラシックスシリーズでは古典の原文→その現代語訳→さらにその部分の解説という構成になっているので、当時の風習などを理解しつつ、原文の雰囲気を味わいながら古典に親しむことが出来る。」
    (大居雄一『身になる読書術』の紹介より。

  • 老荘思想とは、一見他人任せのいい加減な思想の様に思えるのだが、ところがどうしてなかなか力強いという印象を、本書を読んでみて感じた。老子の中で私がもっとも好きなフレーズである「道の道とすべきは常の道にあらず」というのは、「常に正しい方法などない」という意味だろうと思って、現場改善で好んで使っているだが、どうやらまったくの誤訳だということが分かった。が、私の意訳の方がよいと思う。

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著者プロフィール

愛知教育大学名誉教授。皇學館大学名誉教授。1934年、岐阜県生まれ。58年、大阪大学文学部哲学科中国哲学専攻卒業。63年、同大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。大阪大学助手、愛知教育大学助教授をへて、愛知教育大学教授に。87年退官、名誉教授に。その後、皇學館大学教授を務め、2006年退任。名誉教授を務める。2021年逝去。

「2023年 『孫子の兵法 人生を勝ち抜く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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