老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2012年4月26日発売)
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感想 : 2件
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感想・レビュー・書評
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「古典を難しく感じるのは、時代背景が分からないと作品の内容が理解できないところにある。ビギナーズ・クラシックスシリーズでは古典の原文→その現代語訳→さらにその部分の解説という構成になっているので、当時の風習などを理解しつつ、原文の雰囲気を味わいながら古典に親しむことが出来る。」
(大居雄一『身になる読書術』の紹介より。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老荘思想とは、一見他人任せのいい加減な思想の様に思えるのだが、ところがどうしてなかなか力強いという印象を、本書を読んでみて感じた。老子の中で私がもっとも好きなフレーズである「道の道とすべきは常の道にあらず」というのは、「常に正しい方法などない」という意味だろうと思って、現場改善で好んで使っているだが、どうやらまったくの誤訳だということが分かった。が、私の意訳の方がよいと思う。
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