今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

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制作 : 角川書店 
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感想・レビュー・書評

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  • 古典を読んでみたいが原文はしんどいと思って、電書のセールで買ってみた本。
    日本の話だと思っていたが、最初はインド、中国の話で驚いた。(ウサギが焼け死んだ話は中国語のPodcastで聞いたことがあった。)
    膨大な中から30くらい話を選んであらすじと解説、一部原文が載っていてわかりやすい。
    知ってる話も多かったが、子供の頃に親から聞いた話があったりして、原典はこれなのかとわかって面白かった。

  • 「古典を難しく感じるのは、時代背景が分からないと作品の内容が理解できないところにある。ビギナーズ・クラシックスシリーズでは古典の原文→その現代語訳→さらにその部分の解説という構成になっているので、当時の風習などを理解しつつ、原文の雰囲気を味わいながら古典に親しむことが出来る。」
    (大居雄一『身になる読書術』の紹介より。

    「インド、中国、日本では北海道から沖縄にまで、広大な舞台に繰り広げられる説話大百科。現代語訳を全面に出し、古文の力がなくても、豊穣な話の宝庫を楽しめる。」

  • だいぶ世俗的な説話があって面白かった。

  • 結構やばい話あって面白かった。

  • 陰陽師安倍晴明の逸話、修行をしない女好きな僧侶に対して、仏様が美女に化けて、僧侶を改心させる話など、面白い話がたくさんある。

    口語訳の後に古語があり、読みやすく、装丁も美しく、良書。説話は教科書には載せられないような笑える俗な話が多く、高校生や中学生にも古典に親しみを持ってもらうのに逆によいと思う。

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