万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

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制作 : 角川書店 
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  • 「百重にも 来しぬかもと 思へかも 君が使の 見れどあかずらむ」(百回でも繰り返し来てほしいと思うからか、あなたの使いは何度見ても飽きない)

    これはお気に入りの歌の一つとなったのだが、この歌を良いなと感じた人はぜひ今すぐ読み始めてほしい。

    妻を思っての挽歌が泣けてくる。結婚してもなお熱が冷めやらぬものもあって、なお良い。私は映画でも小説でも漫画でもロマンスというジャンルが1番好きなのだが、今まで「和歌」というジャンルを見逃していた。これほど美しい恋心の描写が他にあるだろうか。普通に読んでて泣きそうになる。

  • 「古典を難しく感じるのは、時代背景が分からないと作品の内容が理解できないところにある。ビギナーズ・クラシックスシリーズでは古典の原文→その現代語訳→さらにその部分の解説という構成になっているので、当時の風習などを理解しつつ、原文の雰囲気を味わいながら古典に親しむことが出来る。」
    (大居雄一『身になる読書術』の紹介より。

  • きちんと理解しておこうと思ってこの本を読んでみます。

  • 「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ。」

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