万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2011年10月27日発売)
本棚登録 : 74人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (247ページ)
感想・レビュー・書評
-
「百重にも 来しぬかもと 思へかも 君が使の 見れどあかずらむ」(百回でも繰り返し来てほしいと思うからか、あなたの使いは何度見ても飽きない)
これはお気に入りの歌の一つとなったのだが、この歌を良いなと感じた人はぜひ今すぐ読み始めてほしい。
妻を思っての挽歌が泣けてくる。結婚してもなお熱が冷めやらぬものもあって、なお良い。私は映画でも小説でも漫画でもロマンスというジャンルが1番好きなのだが、今まで「和歌」というジャンルを見逃していた。これほど美しい恋心の描写が他にあるだろうか。普通に読んでて泣きそうになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「古典を難しく感じるのは、時代背景が分からないと作品の内容が理解できないところにある。ビギナーズ・クラシックスシリーズでは古典の原文→その現代語訳→さらにその部分の解説という構成になっているので、当時の風習などを理解しつつ、原文の雰囲気を味わいながら古典に親しむことが出来る。」
(大居雄一『身になる読書術』の紹介より。 -
きちんと理解しておこうと思ってこの本を読んでみます。
-
「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ。」
全6件中 1 - 6件を表示