グイン・サーガ外伝1 七人の魔道師 [Kindle]

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  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 刊行順でいくと、5巻の次に本作が刊行されているが、この時点でかなり壮大な構想が著者の頭の中にあった事が伺える。本編の遙か遠い未来を描いているので、リアルタイムで読まれた方は、グインがケイロニア王?イェライシャって誰?ってなったはず。グイン・サーガで「魔道」は大切な要素のひとつだが、ここまで物語のメインとして据えられることは珍しいと言えるのではないだろうか。さて、本編再読に戻ろう。

  • 実は本編よりも先にこちらを読んだ。今だに何故そうしたのか思い出せない。

  • 懐かしさ満点。ここで広げた風呂敷(シルヴィア王女との結婚やその嫌われ具合、ケイロニアを狙うゴーラのイシュトヴァーン王など)を実現するためにグイン・サーガの約百巻くらいまでの物語はあったのに違いないと思えるほど、一応ちゃんと辻褄は合っているようだ。
    おどろおどろしさについては、外伝の中でも飛びぬけている。元々はこういうヒロイック・ファンタジーを書きたかったのだろうという「本筋」感がある。
    というわけで本編は、ケイロニアの豹頭王グインがサイロンのまじない小路で数多の怪異に巻き込まれていく物語である。栗本ファンタジーの真骨頂。

  • グインはケイロニアの王になってるし、イシュトヴァーンと敵対してるようだし、本編より話が先に進んじゃってるのはどうかと。(^◇^;)

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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