- Amazon.co.jp ・電子書籍 (524ページ)
感想・レビュー・書評
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数独の冊子
人類は、いつの時代も、同胞が苦痛に苛まれるのを見て喜んできた
どんなにクズ呼ばわりされようとも、人には尊厳というものがある
重要なのは、プロとしての仕事がしっかりなされることだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか面白かった。
とにかく過去が繋がって行く感じはなかなかいいですね。 -
デンマーク発サスペンス。
バディモノとしても、捜査ミステリーとしても読み応えがあって面白かった!
主人公の捜査官カールと、事件の被害者双方の視点で物語は進み、両者の時間軸が近づくにつれハラハラが加速して目が離せない。
あっと驚くどんでん返しはないものの、捜査の展開がまさに点と点が繋がっていくような感覚で飽きない。
注意点があるとすれば、閉所恐怖症の人は読みながら想像しただけできついかも。
カールの相棒、アサドのキャラクターもアクが強いのに憎めなくて魅力的。アサドのポテンシャルが底無しで、バックグラウンドが気になりすぎる…!
ドラゴンタトゥーの女が好きな人はハマるはず。
シリーズの他の作品も楽しみ。
映画化もされてるようだけど観ようかな…。 -
読了日 : 2023年6月18日
話の構成、展開はよく練られていて面白かったが、いい意味で期待を裏切る大どんでん返しがなかったのが残念だった。 -
過去の未解決事件を捜査するストーリー。
北欧が舞台なので、登場人物の名前がなかなか頭に入らないけれど、話の展開は面白い。どん詰まりになりそうで、主人公たちの明晰な観察と分析で次の展開へ。
ちょっと残酷なのは、このシリーズの持ち味なのかしら。 -
えぐい事件なのに、さくさく読んだ。キャラ立ち半端ないアサドが、厄介でめんどくさいカールを懐柔していく展開が面白い。少し読んだところで、映画を観始めたが、馴染めなくて、小説読むからいいやと3分の2ほどでやめた。
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オーディブルにて。
18時間を超える視聴。かなりの長さで序盤折れそうになりかけたが、次第に展開が気になり、最後まで楽しんで聞くことができた。
北欧のミステリーということで、慣れない登場人物の名前(長い)に苦戦したが、戻ったり曖昧なまま何とかやり過ごすことで覚えることができた。が、やはり理解が少し難しいところはあった。
過去と現在を交互に描き、だんだんとその二つが近くなる。そして最後に時間軸が一致する。その瞬間がスリリングで、とても楽しめた。
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映画を観て面白かったのでKindle Unlimitedで原作を順番に読んでいます。
映画の記憶も薄らいできていますが、事件は同じでもいくつかの点は印象が違っていました。
原作では主人公刑事カールの内面がかなり詳しく書かれるので、映画ほどの不機嫌刑事っぷりは感じませんでした。あの不機嫌面の下にユーモアもあるんだな、と。
ただ彼と浅く付き合ってる人には映画版の印象に近いのかもと思いました。外面しか見えませんからね。
映画版では過去と現在のシーンが境目なく交錯していましたが、小説では年月日が見出しになっていて、いつの出来事かわかるようになってます。
なので、過去と現在の日付がだんだん近づいてきて合流するあたりはハラハラドキドキしながら快感もあります。「追いついた!」みたいな。
一作が長めのシリーズですが面白いので続けて読んでます。 -
ドラマをいくつか見たことがあり、非常に面白い作品だったので、kindle unlimitedで原作を読んでみた。
監禁された状況など非常にリアルな記述で、読んでいる最中なんとも苦しくなって臭ってくる感じ。
アサドとの関係性がドラマとは少し違ってはいるものの、シリアスな中にたまにクスッと笑えて、文化も考え方も全く異なるのに妙にいい具合のコンビになっていくカールとアサドの関係が良かった。今後の作品も楽しみ! -
「特捜部Q─檻の中の女─」(ユッシ・エーズラ・オールスン : 吉田奈保子 訳)を読んだ。
二回目である。
やっぱりこのシリーズは気になるのでもう一度最初から読んでみようかなと。
しかしまたデンマークかよ。
「チェスナットマン 」(セーアン・スヴァイストロプ : 高橋恭美子 訳)以来だが。
「特捜部Q - 檻の中の女 -」(ユッシ・エーズラ・オールスン : 吉田奈保子 訳)を読んだ。
どこの国でも『厄介払いのために未解決事件担当部署に異動させられた刑事が思わぬ活躍をする』ってパターンあるんだね
先の展開は不明だがちょっとやばいシリーズに手を出しちゃったかな。もう8冊も出てるし。