MARS(2) (別冊フレンドコミックス) [Kindle]

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  • 美術部の倉沢はキラの一つ上、絵がうまいことで知られるが、樫野零はその絵を中身がないと一刀両断。

    後日、倉沢の美術展入選の報が流れるが、その絵はキラのあの母子像だった。三年のクラスに乗り込み暴れる零だが、不良グループに体育館に呼び出されボコられる。

    救出に向かうキラたち。だがそこで目にしたのは、逆にぼこぼこにされた不良グループの姿だった。

    謹慎処分を食らった零を見舞うキラ。二人は街にデートに繰り出す。しかし飛び降り自殺に遭遇した瞬間、零は心神喪失状態に。

    後日、学校では再び倉沢の飛び降り事件が起こる。未遂に終わったものの、零は再び心神喪失に。どうも彼には弟の死を巡って精神病院に入院していた過去があるようなのだ…

  • イケイケの零ちゃんとイタイケなキラちゃん。対極に見える2人の急接近は主に零の元取り巻きたちには目障りだったり、気に食わなかったりするんだけど、キラ、そういう時しぶとい。イケイケの零ちゃんはキレたらやばいんです。呼吸停止くらいですぐには…ってどこでそんな知識を得たんだろう。残酷な生き物が零の中にいて、だけどそれは理不尽には牙をむかない。達也のいい人さ加減が光る。長子で面倒見がいいだけじゃなくて、零を利用せず、零に僻まず、妬まず「相棒」やってるのがかっこいいじゃないか。

  • ちょっと色んな事件が起こりすぎだけれども、90年代っぽい言葉の言い回しとかそそられる!私の好きなキリンジの世界。

    読み応え十分。これ書籍だったら結構ページ数あるんじゃないかな?って思ったほど。

    話題になっているから読んでみたけれど、話題になるだけのことはあるなぁ、中身詰め込みまくりだなぁと思った。

    死を恐れない彼がどうなっていくのか楽しみ。

  • 楽天KOBOで読了。キラちゃんかわいい♪

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著者プロフィール

1959年、大分県の観世流能楽師の家に生まれる。
82年、「別冊少女コミック」(小学館)にてデビュー。『おなじくらい愛』(85)で初連載を開始する。代表作に『ボーイフレンド』、『MARS』など。『ボーイフレンド』は第33回小学館漫画賞を受賞。2002年「モーニング」にて『ES ーEternal Sabbathー』を連載。 現在、「モーニング」にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ 破壊の創造者』を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(本邦未訳)をはじめ、膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に、その美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。
著者公式サイト「惣領冬実@web」
http://www006.upp.so-net.ne.jp/kotama/index2.html

「2015年 『チェーザレ 破壊の創造者(11)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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