仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考 [Kindle]
- 東洋経済新報社 (2006年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)
感想・レビュー・書評
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内容自体は真新しくはないが、仕事を行う上で大事なことが書かれている。
仕事に追われている時、行き詰まっている時に再読したい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仮説を立てることでまず課題の全体像を把握できる。ゴールが見えているから分析すべきことがはっきりし、仕事のスピードも上がる。また、仮説が間違いであっても早い段階で修正できる。
まずは仮説を立ててみる。いきなり成功することはなくむしろ失敗の方が多いだろう。これは考えようとする姿勢が大事で何回も繰り返すことにより、成果が徐々に上がってくる。経験を積んで勘を鋭くする。
今までわかっているようで実践していないことだったと思うので、まずは身近なところからでも仮説を考えていきたい。 -
かなり有名な本なので一読してみようと思い手に取ってみた。仮説の重要さについて学ぶことができるだけではなく、著者独自の経験から見出した思考術を知ることができ、一読の価値はある本だなと思った。一方で、アマゾンコメント欄では内容が薄いという指摘が随所に見られたが、それに関しては確かにそうかもしれないなと思った。だが、それ以外に学ぶことが多い一冊なので、読んで見ても無駄にはならないなと感じた。
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仮説思考と検証による学習能力の重要性を説く自己啓発本。
各シチュエーションにおける事例と考え方をベースに、いかに仮説思考が問題の本質を解く鍵となるかを説明する構成となっており、非常に読みやすかった。
数ヶ月に1度再読する推奨。 -
仮説思考は、データを集めるよりも、今ある情報から仮説を立てて、進めていくこと。
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どれだけ良い答えを短期間に出して、それを速やかに実行に移せるかである。
依頼を受けたらどのような形であれ1週間で返す、仕事で心掛けていることです。
億劫になって野放しにしておくと、どんどん手を出しづらくなります。
案件によっては、流して処理しています。自分が案件を留めておき、時間をかけることに対する価値を提供できないと判断すれば、留めておくだけ何の得もありません。達成感という一種の自己満足は二の次です。
無尽蔵に時間を使うのではなく、限られた時間の中でどれほどの価値を提供できるかが大切だと思います。 -
昔、日経アソシエかなんかで紹介されていてずっと読みたかった本。
コンサル的視点による「仮説」を元にした問題解決技法を具体的な事例を交えながら解説していく。
どっかで読んだ内容だなと思ったら、チキリン氏の「自分のアタマで考えよう」と似てる気がした。プロ野球モチーフなんかもまさに。
この本もチキリン氏の本も読んで損はない。 -
1⃣情報を網羅的に収集するのではなく、こうしたらこういう結果になるのではないかという仮説思考に基づいて、とにかく実行に移すことでPDCAをたくさん回せて、よりよいものになっていく。そして、その仮説自体も精度の高いものになっていく。
2⃣Pをする際に、自分だけで考えを巡らしても最初はうまくいかない。仮説を昇華するためには、周りとディスカッションをして、進めるのが一番である。
1⃣について
PDCAを回すことの重要性はわかっていても、Pに時間がかかっていてなかなか実行に移せていなかった。Pをたてる際に、情報収集をすることに夢中にならず、とにかく仮説をたてていこうと思う。
2⃣について
自分はまだまだたいした仮説設定力がないため、自分一人で、考えを巡らしてもたいした結果がでないと思うので、恐れずにディスカッションの場を作れるようにしたい。ただし、その際になぜディスカッションをしたいのか、今回のゴールはどこなのか(これも仮説)、時間はどれくらいでやるのかを意識してアサインするようにしたい。