勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践 [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (475ページ)
感想・レビュー・書評
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ビジネス頭は
「ビジネスを遂行する上で日常的に役立つ他の人より一歩先を行くために必要な基礎的なものの考え方」
とあります。
世の中には知っていると仕事が早く片付く基本的な知識やテクニックがあります。
その知識やテクニックを使って
仮説設定→実行→検証
つまりPDCAを回していくということなんやと思います。
それは特に意識してなくても日常的にやってることなんやと思います。
ビジネス思考力とは
①ビジネスの場を中心として
②限られた情報と時間の中で
③より適切な推論・判断を行い
④より適切な行動を起こすことで
⑤より高い付加価値を生み出す能力
時間は有限です。
完璧な情報を得ることは不可能です。
その前提で行動すればミスもありますが遅きに失するということは無くなります。
でもミスしたくないから行動しない人が多すぎます。
特に高学歴な人に。
行動さえできれば圧倒的に他者より優位に立てるということです。
「わかってないから行動できない」
ミスするのが怖いから行動できないというのはよくわかります。
それなら予測精度を上げたらええって話です。
僕は少々ミスしてても早い方が正義やと思ってます。
遅いより全然マシって。
ただ半歩先でもわかったらミスは減ります。
せやからよく半歩先を読むってよく言ってます。
本書では論理思考が身につかないのは
「単純に質量が足りてない」
だけと書かれています。
基本的なテクニックを身につけて量をこなすと言うことが大切です。
とにかく質量共に実践行動あるのみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ビジネス思考力は、アウトプットを見た周りの人からのフィードバックがあってはじめて磨かれます。そのためにも、「手足と口をまめに動かすクセをつけ、適切なフィードバックを得ること」が、ビジネス思考力をつける大きな要素となります。」
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著者によるとビジネス思考力とは、①論理的思考。②水平思考。③視覚化思考。④数字力。⑤言語力。⑥知的体力。⑦偶然力。であるという。
羽田康祐のビジネス思考で必要なのは、①論点思考(イシュー思考)。②仮説思考。③批判思考(クリティカルシンキング)。④抽象化思考、概念思考。⑤水平思考(ラテラルシンキング)⑥コンテキスト思考。⑦アナロジー思考。⑧論理的思考。⑨分析思考。⑩問題解決思考と言っている。
羽田康祐の方が、思考を体系的に見ている。
勝間和代は、ビジネス思考力を5つの要件で定義している。①ビジネスの場において、②限られた情報と限られた時間で、③より適切な推論・判断を行い、④より適切な行動を起こすことで、⑤より高い付加価値を生み出す能力としている。それを要約すると「あまり時間をかけず効率よく働いて、的確なアウトプットを出し、それでたくさん儲ける方法」という。ビジネス思考力を磨くことを目的化してはいけないという。ふーむ。現世主義、現金主義なんですね。結構セコイおばさんだね。
「間違った仮説であっても、仮説がないよりはずっとまし」と言ってしまうのだから、怖いなぁ。
結局、右上がり、バブル思考のビジネス思考力なのだ。
著者の頭の中の思考方法は、金儲けに一心不乱に結びつけることで成り立つ。わたしは、こうやって儲けたのよ。わたしのいうこと聞きなさいというような上から、目線があるので胡散臭さがあるのだあ。
金儲けのための数字力、そして相手を説得する言語力、そのためにはタフでないと勝ち残れないから、知的体力を求める。そして、セレンディピティを引きつけることを強く願う。
ふーむ。底の浅さがよく見えて、効率よく、金儲けのフレームワークなのだ。 -
目的 思考の仕方を学びたくて読んだ。
自分の行動 紹介されていた本を読んで頭を鍛える。