ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流 頭をよくする読書法 (ディスカヴァー携書) [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 本の正しい「読み方」について詳しく書かれています。

    速読・通読レベル1・通読レベル2・熟読・重読など、
    本によって読み方を変える手法は新しく、目にウロコでした。

    以前の読み方だと、読んだ後に達成感はあるものの、得た知識をアウトプットできるものと「読んだ気になっていた」ものが出てきます。
    それらの問題を解決するには上記に挙げたような
    読み方を変える方法で解消出来ます。

    読書からしっかりと「なにか」を得たい方には大変勉強になる本だと思います。

    余談ですが、小宮氏がおすすめしている「良書」がたくさん紹介されているので、とても参考になります。実際に私も紹介されている本から三冊ほど購入しましたがどれも当たりで学びが多い本ばかりでした。

  • 読書について、目的別に速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読の5つにわけて考えるそうな。そいう分け方はしていないけれど、けっこう近い読み方はしているかもしれない。ぱらぱらめくって、じっくり読むかどうかの判断はしているし、ラインとか、わりと引きながら読むしなぁ。

     読んでも忘れてしまうことも多いから、俺なりの読み方としていえば、読後少し時間をおいて頭の中で整理してから、こうしてレビューを書くということをしているくらいか。

     著者のようにじっくりと時間をかけるところまではいかないかもしれないけど、著者の論理を追って、考える筋道を自分のものにするという考え方は、なかなか参考になると思った。

    この本で紹介されていて、読んでみたいなと思える本がけっこう出てきたから、ここからあれこれ読んでみようと思う。

  • 読書で「知識」を身につけるよりも読書で「論理的思考能力」を身につけることに関して重点的に書かれていました。

    その方法として本や状況によって使い分ける5種類の読み方が解説されてました。ただ解説するだけではなく、それぞれの読み方に適した本も紹介されていたので興味のある本から読んでみたいと思いました。

  • Q:この本はどんな本?
     読書の目的ごとの「本の読み方」を提示してくれる。

    R:読んだ感想は?
     これまで自分が読んだ本は速読否定で熟読推し or 熟読否定で速読推しのどちらかが多かったが、
    「本を読む目的ごとに読み方も使い分ける」ことは結構目から鱗だった。
    特に頭をよくするため=論理的思考力を高めるための読書法について、
    著者の具体例と一緒に紹介されているのでイメージしやすかった。
    もっと早く読んでおきたかった本かな。

    P:心に留まったフレーズ
    ・目的を決めて必要最低限のみ読むことが速読
     ※速読でも重要なポイント、その事象の本質を理解できなければ読んだ意味がない。だからしっかり理解できるまで読み込む必要はある。
      そして手に入れた情報を後から見返す仕組みがしっかりあるかが大事。それは今してる読書後のまとめでできているんじゃないかな。
      あと、「速読ができる」ためにはある程度のその分野の知識がないとできない。
    ・本を読むことで自分の「仮説」を検証しアップデートしていく。=「通読1の読み方」
     ※自分の日々感じていることや、やってみようと思っていることが「仮説」になると思う。
      本を手に取って読みたいと思うのも、多分に自分に何か思うことがあるからやと思うから、その思ったこと=仮説をまずに書き出してみる。
    ・読書は体調が大事。
     ※確かに眠たいけど無理やり本読んでもただページを眺めただけになるのはわかる。全然頭に入ってへんから。

    A:この本を読んで何か行動するか?
    ・新しい本を読む前に、「仮設」=「自分が興味を持った理由」、「知りたいことについて今考えていること」をEvernoteに書き出す。
    ・本を読む前に「速読」or「通読」か考えてから読む。

  • 読書方法として、速読、通読、熟読、重読といった本の内容に合わせた読み方を提示してくれており、なかなかよい分類の仕方だと思った。
    今まで、無意識のうちにこれらの方法で読み分けはしていたが、今後の読書ライフに活かしてみよと思った。

  • この手の本はたくさん読んだのだけど、結局は速読か?多読か?通読か?に偏った本が多いけど、本書は本書は「目的」によって読み方を変える読書法について。
    ビジネス用の柔軟な読書法の助けになった。

著者プロフィール

経営コンサルタント/株式会社小宮コンサルタンツ代表

「2022年 『経営が必ずうまくいく考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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