九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (HARTA COMIX) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (254ページ)
感想・レビュー・書評
-
Kindleセール中だったので速攻ポチッと。
ショートストーリー七つの物語。
第一話「竜の小塔」
うーん、いい話なんだけど、マンガだと絵も求めてしまう。
キレイな絵を求めるわけではないけど、話が良い分、残念感があった。
第二話「人魚禁猟区」
この話を知っている。どこで読んだのだろう。気になる話だった。
第三話「わたしのかみさま」
中学受験を控える娘の泣き声が痛々しい。
受け止めるかみさまが…あいたたた。
第四話「狼は嘘をつかない」
この物語、絵柄好き。前半部分はほんわか。後半部分はぽんわか。
第五話「金なし白祿」
一番好きだった。
父上に寄り添う獣たちがよかった。ラストもよかった。
第六話「子がかわいいと竜は鳴く」
続きこそ読みたいかな。
第七話「犬谷家の人々」
ギャグまでは昇華せずコミカルといえばそうだけど…なんかダメだった。
小説で読んでみたかったと感じた珍しいマンガでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて読んだけどすごく好きな作家さんになった。どの作品もセンス・オブ・ワンダーがあって優しくて、素敵だ。他の本も買って応援しよう。今ならkindleで215円セール中。
-
金なし白祿・子がかわいいと竜は鳴くが好き。面白かった。
-
竜にまつわる7つの話。
全部いいけど、特に
「竜の小塔」
「金なし白祿」の二つが好き。
文字の多さも、画面の余白も
全部バランスがよい。
金なし白祿は
ことわざになりそうな
短くも内容が詰まった良作。 -
ダンジョン飯の著者の九井諒子さんの短編集。
1話1話の切れが良くて面白い。このオチを持ってきちゃうってことは……ダンジョン飯も油断ならぬぞ、という気持ちになる。
前の短編集にもあったケンタウロスの奥さんや狼男など、現代からちょっとはみ出したようなファンタジーが好き。 -
【書誌情報】
『竜のかわいい七つの子〈九井諒子作品集〉』
著者 九井諒子
定価: 713円(本体660円+税)
発売日:2012年10月15日
判型:B6判
商品形態:コミック
ページ数:256
ISBN:9784047284081
〈https://www.kadokawa.co.jp/product/201207000176/〉
【収録作】
『竜の小塔』
『人魚禁漁区』
『わたしのかみさま』
『狼は嘘をつかない』
『金なし白祿』
『子がかわいいと竜は鳴く』
『犬谷家の人々』
【メモ】
・前作の『竜の学校は山の上〈九井諒子作品集〉』も読む予定。 -
-
-
人魚の話好き。