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感想・レビュー・書評
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第2巻はフランス降伏からBattle of Briten、そしてバルカン失陥へ。独ソ戦開始への不気味な足音と、チャーチル名演説で締めくくる。
ここに描かれるチャーチルは、劣勢に立たされながらも常に戦略的な思考から起こすべき行動を決定し、現場の指揮官たち値に戦術的な実践の依頼をする卓越した司令官である。
ソ連の裏切り(独ソ中立)を恨んでか、それとも共産主義への忌避からかソ連に対して冷淡な表現が目立つ。しかし、最後の演説にあるとおり戦略的目標のため(東部戦線の開始とその支援)には個人的な嗜好を脇に置いてコミットする度量を示している。
始終英国の存亡をアメリカの協力に賭けている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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