獣の奏者(1) (シリウスコミックス) [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063731767

作品紹介・あらすじ

上橋菜穂子×武本糸会が贈る珠玉の本格ファンタジー!!!闘蛇(とうだ)‥‥それは戦闘用の偉大なる獣。王獣(おうじゅう)‥‥それは王の威光を示す神聖な獣。エリンの母は、戦闘用の獣(けもの)である「闘蛇(とうだ)」の世話をする有能な医術師。だが、ある日その闘蛇が全て死んでしまった!母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるが‥‥!人を恐怖させ、また、魅了する、神秘的で獰猛な「獣」。その存在に魅せられた少女・エリンの運命がここに廻(まわ)り出す!

母が指笛を吹いた時、彼女の運命が始まったーー!エリンは、獣ノ医術師である母・ソヨンと暮らす好奇心おう盛な十歳の少女。だがある日、母が世話している戦闘用の獣・闘蛇(とうだ)が全て死んでしまった!母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるがーー。「精霊の守り人」などで知られる上橋菜穂子の原作を、武本糸会がコミカライズ!手触りと、温かみのある極上ファンタジーがここに!!

感想・レビュー・書評

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  • 2013/10/19の夕方、初めて代々木図書館に立ち寄りました。すると展示コーナーでこの本の著者 上橋菜穂子さんの各著作が取り上げてました。児童文学ということですがNHKでアニメ化され放映されたということだったのでちょっと読んでみてみようかと思いました。
    2013/10/29図書館で目次、主な登場人物と最初の一ページだけ読んでみました。結構、難しい漢字が使われているのでこの先読めるだろうか?

  •  タダ読み(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ

     映像化もされたとても有名な作品だけど、これまでまったく内容を知らなかった(「そうしゃ」でなく「そうじゃ」と読むことも初めて知った)(>_<)
     なるほどこういう話だったんだ(。・ρ・。)ヘー

     王様のだいじな闘蛇を全滅させてしまった責を一身に負わされ死刑に処された母ソヨン。今際の際にひとり村外へ逃された少女エリン(10)、養蜂家ジョウンに救われそこで手伝いをして暮らすことになる、って話。
     家出少女が一人暮らしのおっさんと......(´ε`;)ウーン…まあ、そこはそれファンタジーの世界だからな......(´ε`;)ウーン…
     まだどんな話になってくのか分からないけど、何となく面白く読めた( ´ ▽ ` )ノ
     ファンタジーなのになぜかリアルな養蜂考証にえらく力が入ってるとこも興味深かった。
    (以下続刊)
    2022/03/15
    #2899

  • かなり原作に忠実に描かれた作品。子供も読みやすいかと。

  • 原作未読・アニメのみ視聴勢なのだが、しかも、再読なのだが…「母の指笛」という文字を見ただけでこみあげてくる(´;ω;`)

    そして、ジョウンはいい人…!

  •  アニメも小説も踏まえた上で漫画を手に取りました!
     アニメとは絵のタッチが全然異なっており、漫画の方が神聖な雰囲気を味わえました。
     何度見ても母親との別れのシーンが辛すぎる。

  • まるで神話を読んでいるかのような壮大で緻密な世界観。

    人間と獣との世界が均等にあり続けながらも交錯し、その全てが確かに生きている姿を鮮明に描き出す。

    生き物の在り方に対する果てしない問いを投げかけながらも、心にいつまでも宿り続ける1冊。

  • 上橋菜穂子といえば守り人シリーズしか手にとっておらず、そういえば獣の奏者シリーズも最近、完結したんだっけ。と、思っていたところに、漫画版がお試しだったので、手にとった次第で。それはさておき。やっぱり異世界なのね。と。冒頭から辛い思いをするエリンに思わず涙。「思う存分なきな。涙がどんどん流れ出れば、哀しみもそれだけ減るってもんさ」蜂遣いのジョウンの言葉に、哀しみが減れば、母を失うかもしれないと歯をくいしばる姿が健気。

  • 世界がしっかりと構成されていて、引きずり込まれる。原作を即買った。読むのが楽しみ。コミック版の作者も、この世界が好きなんだと思う。

  • -

  • 想像するしかなかった闘蛇や王獣の姿を見られて、しかもわりと想像通りで満足。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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