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- / ISBN・EAN: 4988102149574
感想・レビュー・書評
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強すぎ
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もはや定番の中村義洋×濱田岳のコンビ。
団地で生活の全てがまかなえていた頃の時代。
あるトラウマを抱いた主人公が「団地の中だけで生きていく」と決めた
その家族と友人の交流を描く。
今までの「フィッシュストーリー」や「アヒルと鴨」系と比べると
レンタルDVDへの陳列数が少ないなぁ、と思っていたら
見ていて納得。
なぜか、エロティックなシーンが度々描かれるのである。
とはいえ、セックスシーンがあ
るわけではなく、
中学生・高校生のイタズラ遊び程度であるが、
自分が「そういう展開にならないかなぁ」と妄想する内容を描いているので、ドキドキした。
そうなんよねぇ、、若い頃って揉むだけで終わりだよねww
よかった一人で見て。
で、肝心の本筋は、前半のエロティックシーンが頭に残りすぎて集中できず。。それ以上の過激なシーンを求めている自分がいていやになった。
20歳の同窓会がきっかけで交際を始めた緒
方さき(倉科カナ)と婚約の関係になりながらも、団地の外に出られないことから
「普通の結婚をして、普通の生活をしたい」
とフられてしまったのには、悲しかった。
ああ、フられるってこういう感覚っていうのを思い出した。
結局、本当の理解者は母親であり、その母親も息子がいつか外の世界へ
でられるのを静かに見守っていた。
初キスの相手を演じた波瑠と、童貞を捧げた倉科カナの二人の女優も昭和風のスタイルに若
干違和感を感じながらも魅力的な演技だった。
とりわけ、波瑠のホクロには今後に期待大! -
団地をめぐるふしぎな映画。最初に出てくる1961年制作の映像が語るように、当時、団地は夢の未来生活だったのだ。それから40年、住む者もいなくなり、さびれた廃墟に変わってしまった、色あせた未来を、「団地の中だけで生きていく」と決めたひとりの少年の人生に重ねて描く。
小学校の同級生たちが世界を広げ、ひとりひとりと団地を離れていく間にも、「団地の住民は自分が守る」と日夜トレーニングと見守りを欠かさない少年。ただの臆病な変人にしか見えなかった彼が抱えていた事情が、途中で挿入される報道番組のかたちで明らかにされて以降の展開が見事だ。ドラマチックすぎないクライマックス、そして最後に母親が遺す言葉を通して、彼も母親も、決してあきらめてしまっていたのではなく、日々が闘いだったのだということが示される。
ほんとに中学生から30代までを演じきってしまう濱田岳という俳優には驚くばかりだが、周囲の人物たちも、脚本も、あざといところがなくて、いい映画だと思います。 -
濱田岳、最高。これに尽きます。
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団地の外に一歩も出ないで一生涯、生活することを決めた少年のお話。
前半は微妙な展開でしたが、団地の外に一歩も出ない理由が明らかになってからの後半は面白かったです。 -
一生団地から出ずに過ごすという設定にワクワクしたものの
イマイチ主人公に共感し辛かった。
友情の儚さ?孤独感?トラウマとの闘い?
最終的には親子愛を描きたかったのか?
何を伝えたいのかよく分からない物語だった。
どうしても降りられなかった階段を降りるシーンはもっとちゃんと描いて欲しかったなぁ。 -
うーん・・・。