2001年宇宙の旅っぽいCMに惹かれてレンタル。
すごく遠い未来の話。映像と音楽の美しさがまずひとつ。ストーリーが難解だ、と感じたのは途中までで、最後まで見て思ったのは、「この映画はストーリーを魅せるSF映画では無い」ということ。邦題が酷い。
死ぬのは怖いけど大丈夫だよっていうふうに受け取りました。私の感想じゃなくて考察では、多分、最初のほうに夢でロケットが爆発してたけど、多分リーはそこで死んでて、そこじゃないかもしれないけど死んでしまっていて、でも孤独で死ぬのが怖くて、最後に見た長い夢の話、に見せかけて、この映画を見た人に「たとえ孤独を今感じてたとしても、貴方は今、この映画を見たことで、この映画をつくった人や、その映画を見せるために映画を上映した人や機械と触れ合ってるよ」っていうメッセージなのかなって思いました。
ストーリーが大事だ、とか、SF映画なんだったらきちんと科学的根拠とかを、というのもひとつの感想かもしれないけど、そうじゃなくて、ただのメッセージとして見ると、私は好きだなって思いました。あんまり科学的知識ないから、なんで宇宙船の中で重力のある状態なんだろ?とかは最初あんま思わなかった。でもそれくらいの軽い気持ちで見たほうが、結果敵に私はとってもすてきに84分過ごせたともいます。映像がほんとうに綺麗だったなー!
2001年宇宙の旅へのオマージュなので、そういうストーリーなのかと思ってたんだけど、ただのオマージュでストーリーのある映画だったら、それは多分人によってはパクリとかなんとかになってしまうから、だからこの映画は変に物語性とかを持たせなかったのかなって思った。いやもちろんストーリーはある。戦争で死んでしまった人とか、たぶん途中で出てきたふつうの人の映像っていうのは、多分リーの前世みたいな、何かしらのつながりがある人なんだとおもう。リーは一人じゃなくて、いろんな人とつながってるよっていう。わかんないけどね!私はそう思いましたまる。