まゆとブカブカブー(やまんばのむすめまゆのおはなし) こどものとも 2001/12

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 4970240101088

感想・レビュー・書評

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  • 元気いっぱいの主人公が野山でかけまわる。可愛らしくて好きです。

  • 奥付に、
    「もう一度手渡したい『こどものとも』15選 月刊『こどものとも』50周年記念出版」
    とあります。

    他のまゆシリーズは縦長なのに、これは横長なのもそういう理由なのかと。
    まゆシリーズはこれから始まったのでしょう。

    みずたまりにとびこんで、びしょびしょの ぐちゃぐちゃの どろどろになるなど、まゆの元気いっぱいな様子と、きりの中の様子が対照的。

    ブカブカブーの正体も予想外で面白かったです。

  • ある日、山に雨が降りました。
    まゆは嬉しくなって、
    雨の中を泥だらけになって遊んでいると、
    1匹のイタチが
    「赤い帽子のブカブカブーが出たあ!」と言って
    おびえて走ってきました。
    ブカブカブーの正体を知りたいまゆは
    林の奥へと歩いていきました。
    すると、霧がかったヤマブドウのしげみのむこうに
    赤い大きな帽子が見えました。
    まゆがブカブカブーの帽子に飛びかかると…

    シリーズ2作目。
    元気いっぱいのまゆや、
    優しさと豪快さを併せ持つやまんば母さんたちに
    久しぶりに会えました。
    「水たまりを見つけたら、
    できるだけ泥はねが上がるように飛び込むんだよ」
    というやまんば母さんのセリフが
    とても心に残ります。
    (普通なら、そんなことしたら叱られちゃうよね)

  • なかま
    2年生

  • 初めての「まゆ」シリーズ。
    『やまんばの娘』というキャラクターが印象的で、他のキャラクターも魅力的。
    どのキャラクターからも物語が広がりそうな空想の余地がたくさんある絵本。

  • あるひ やまに あめがふりました。
    あそびにでかけた やまんばのむすめ まゆは
    もりで ブカブカブー の噂を聞いて。。

    やまんばのむすめ まゆの2作目。
    1作目よりも長くなっていますが
    ストーリー展開がよく引き込まれます。

    やまんばの「みずたまりをみつけたら できるだけ
    どろはねが あがるように とびこむんだよ」は
    心に響きました。

    なかなか言えないけど言ってみたい。


    8分31秒

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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