戦火の馬 [Blu-ray]

監督 : スティーブン・スピルバーグ 
出演 : ジェレミー・アーヴァイン  エミリー・ワトソン  デヴィッド・シューリス  ピーター・ミュラン  ニエル・アレストリュプ 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.83
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241714503

感想・レビュー・書評

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  • マイケル・モーパーゴの絵本を読んだのを機会に、もう一度観てみることにした。
    ジェレミー・アーバイン演じるアルバートと愛馬ジョーイの絆の物語である。

    イギリスの片田舎での貧しい暮らし。アル中ぎみの父の買ってきた競走馬に農作業を教える。そんな中ではぐくまれた馬との深い愛情。
    しかし、小作料を払えない家族は泣く泣くジョージを軍馬として売りに出す。そのとき、父の戦争勝利の記念の旗をジョーイに付けてやり、必ずまた会うことを約束して別れる。

    その後ジョーイは数々の人との出会いの中で奇跡的に生き残り、戦場ではイギリス、ドイツ両軍の軍人に助けられアルバートと再会する。
    その時の決め手がジョーイを呼び寄せるフクロウの口笛であり忘れえぬ愛馬の特徴だった。そして、もうひとひねりが戦勝旗の存在である。
    このあたりはスティーブン・スピルバーグらしい良く計算された人情味あふれるストーリー運びだと思う。

    美しく壮大な自然を駆け回る馬、そして戦場の過酷な劣悪な環境下での馬、どこにいても観るものは賢そうな温かみのある馬の目に魅せられる。

  •  舞台は第一次世界大戦前後のヨーロッパ。農耕馬を買いに行ったはずの父が、サラブレッドを連れて帰ってきた。母は怒るが、アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)は馬にジョーイと名付けて懸命に世話をした。しかし、悪天候で作物が全滅、地主への上納金が納められなくなってしまう。父はやむなくジョーイを売ることに。その相手は、ヨーロッパ本土に出征する軍人、ニコルズ大尉(トム・ヒドルストン)で……というお話。主人公はアルバートというよりむしろ馬のジョーイで、ジョーイの目を通して戦火のヨーロッパが描かれている。馬かわいいよね〜。

     完全にトム・ヒドルストン目当てで観た。先にうっかりWikiを読んでしまい、ニコルズ大尉が死んでしまうのは知ってたけど、ほんまに序盤ですぐ死んでしまいましたわー!(涙目)カンバーバッチさんもちょっとでした。なぜかいっぱい出てると思い込んでた。ただこの二人が轡を並べているのはとても嬉しい。
     映画自体は、途中まではリアルな戦争の残酷さを描いていたのに、そんなバカなと言いたくなるような奇跡が起こってハッピーエンドになるのがちょっとどうかなーって思ってしまった。まあ、もともと児童文学だしいいんだけど。
     あとね、フランス人やドイツ人が英語喋ってるのはどうしても違和感。

     映像めっちゃきれいで初めて撮影監督? さんの名前を覚えたわ! 「ジャッジ」も同じ人だったんだな。ヤヌス・カミンスキーさん。
     そしてやっぱりジョン・ウィリアムズの音楽は素敵だった。

  • 馬と人間を繋ぐ絆の物語。

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