江戸川乱歩傑作選(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 何度読んでも褪せることのない名作。

  • ああ、世の中には、まだこんな面白いことがあったのか

  • 新潮文庫の100冊として書店で並んでいたので読んでみた。江戸川乱歩初読み。昭和初期を代表とするミステリー作家だと知ってはいたけど勝手な作品のイメージから好みではないと避けてきた。が読んでみたら面白かった。イメージ通り不気味でグロテスクで妖しい世界観だったけど。時代を感じさせるモノ(見世物小屋ete)や今ならNGワードとされる表現が多く出てきて時代を感じる。読んだことはないけど乱歩と同世代でライバルでもある横溝正史の作風と似てるのかも。日本のミステリーの原点を読んだという満足感で読了。

  • ダラダラ読み続け、やっと読み切った、、、笑

    やっぱり天才的!!
    面白すぎる

    人間椅子がやっぱり好きですけど、
    1番キタのは芋虫だな、やはり
    谷崎み感じる
    好きやな〜って感じ笑

    明智小五郎の探偵シリーズめちゃくちゃ好きなんだが
    もっと読みテェ〜〜ってなりました

    やっぱ乱歩サイコー

    Edgar Alan Po
    江戸川乱歩
    は、普通に洒落すぎてて感動した

  • 紙の本にて読了

    一番好きなのは「二銭銅貨」。
    明智小五郎、キャラクターとしては知っていたけど、彼が出てくる物語を読んだのはこれが初めて。こんな感じだったのかと意外なところ(?)があって少し驚いたりした。

    話の内容はおぞましかったり不気味なものがあったりするのに、語り口がどこか優しいので、読んでいると不思議な感覚がついて回っていた。


    これを機に全作品読破したいなあ。

  • 人間椅子はもちろん、二癈人が好きすぎる

    二銭銅貨
    二癈人
    D坂の殺人事件
    心理試験
    赤い部屋
    屋根裏の散歩者
    人間椅子
    芋虫
    鏡地獄

  •  もう、ほんとにB級ドラマの原点として一級品ですね。ちゃんと落ちをつけてくれる親切さとか、恐いもの、気持ち悪いもの見たさを満たしてくれることとか。

     トリックも面白いのですが、やはり「狂人」に対する憧れともとれる表現でしょうかね。自分でも「気ちがい」ではないかと何度もいいながら、礼節を忘れないところなんか、ぐぐっときますね~。

     「気ちがい」って昔はよく使ったなあ。今は変換もできないよ。世の中ずいぶん変わりましたね。とかそんなことも考えさせられました。プー太郎は昔もいたんだね。でも引きこもっているわけじゃなくて堂々とぶらぶらしてたのね。そんなゆるさは、懐かしく思いますね。

  • 椅子の中から、天井の上から。
    覗くという背徳とエロス。

  • 「二銭銅貨」★★
    「二癈人」★★
    「D坂の殺人事件」★★
    「心理試験」★★★
    「赤い部屋」★★★
    「屋根裏の散歩者」★★
    「人間椅子」★★★★
    「芋虫」★★★
    「鏡地獄」★★★

  • 文章から何とも言えない気持ち悪い感じを受ける。何だかヌメッとしていておぞましい。そして変態的。特に人間椅子は非常に気持ち悪い。が、視点としては新鮮で面白かった。

    それぞれのストーリーの最後にオチを付けるのが好きらしいが、オチの前に予想が付いてしまうというのが良くも悪くも少し残念だった。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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