Newton (ニュートン) 2013年 07月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • 生きるとはエントロピー増大に逆らう事、という解説のイラストが分かり易かった。
    他に、カブトムシの雌雄決定の実験、バラの話、ケガが治るしくみ、パーマとくせ毛の話題が面白かった。

  • 2年前の、やっと読み終わった。積読本がなくなるまで買うの控えないと、といつも思うのだが、手が伸びる雑誌。

    生物とは何か、命とは何か、生きてるとはどういうことか、、なんて、不定期に頭に浮かぶのでこういう特集は大好物です。
    今も昔もいろんな研究者が提案している「生命」の定義の例がいくつか掲載されていたり、最近の研究者がどんなことを考えているかに結構なページが割かれているので読み応えありました。
    「ケガはどうして治るのか?」という記事も、ちゃんと知らなかったのでおもしろかったです。

  • 人間も石ころも元を突き止めれば同じ原子から出来ている。
    ロボットは生命になりうるか?
    ロボットも自己複製出来るようになる(困難だが)

  • ・縄文式土器では魚を煮ていた
    ・「太陽光」ではなく、太陽熱発電。どちらが現状、現実的にアドバンテージがあるのだろう
    ・富士山は世界遺産を機に入山制限したほうが良いと思うが、金儲け至上主義の日本じゃ無理だろうな
    ・特集「生命とは」はかなり及び腰というか上っ面。お互いの専門分野が独立してて「知の横断」が見られない記事。
    ・バージェス動物群の現状の研究はどんな感じだろう

  • ”生物体とは、負のエントロピーを食べて生きている__エルヴィン・シュレーディンガー”

    今回の特集は”生命とは何か”。自分なりに考えたことはあっても、こんなに色んな切り口から考えたことはなかったので面白かった。

    アミノ酸は通常合成するとL型とD型の両方ができるのだけど、地球生命が持つアミノ酸は一部の例外を除いてほぼ全てがL型で原因は不明なのです。自分も食品学で学んだ際に疑問に思っていたことでした。今回は地球外説という有力な説が取り上げられていたのだけど…なんでも原始太陽が近くの大質量星がつくる大規模な円偏光領域に飲み込まれ片方の円偏光を浴びた可能性が示されており、この原始太陽の塵の中でできたアミノ酸はD型(右手型)がこわされ、左手型(L型)が多くなったのだとか。学問って分野関係なく結局のところすべて繋がっているんだなってこと、地球・宇宙・命・自然ってすごいなと実感。

    あと、この文章になんだかとてもしびれた!
    体重の約98%が、酸素、炭素、水素、窒素、カルシウム、リンの6種類の元素でつくられている。ある生物が生きているときと死んだあとでは、タンパク質が分解されるなどして元素の組み合わせ方は変わるが、元素の組成自体は変わらない。生物を”生きている”状態にしているのは、どんな元素をどれだけ使うかではなく、むしろ元素の「組み合わせ方」や「使い方」である。

    今月も大満足です(*´ω`*)

  • Love roses :)

  • 生物は負のエントロビーを食べて生きている。
    それによって自身のエントロビーが増加しないようにしている。

    考えたことも無かった!シュレーデインガーさすが!

    白いバラは無職、無色でビールの泡のように細かい泡が光を反射して白く見せているらしい

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