なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか? [Kindle]

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  • 彩図社
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  • 詐欺トラブルに巻き込まれないために、身に着けておくべき知識。

  • ■「読者モデル詐欺モデル」宝石販売
    ・本物のスカウトの外見で接近する。事務所を設定する。
    ・初回はモデルの話と、写真を撮る<一切他の話はしない
          初回の目的は①信頼を得る②次回約束。
    ・2度目は③誕生石プレゼント④モデル契約・・・本題へ
     ⑤売り込み「ぜひとも、あなたに、ウチの商品を身につけて、読者モデル、になってほしい。仕事をすれば、宝石の代金はすぐ払えるから、大丈夫」
    ・・・すでに「プレゼント」を受け、「モデル契約」している。
    ★詐欺テクニック>負い目を与えて、決断をせまる。
    ⑥拒否の応酬。
    一旦同意して、応酬。「そうですね、ダレでも不安ですよね。
    ・もしもテクニック
    ⑦選択肢を与える
    「もし、支払いが出来なくなたとしたら、どうするかを考えてみよう」
    「1落ち込む2ふてくされる3何とか努力する」
    1と2は同じ。実は、否定の選択肢は無い。
    ⑧選択を盾に畳み込む。
    「がんばろう」でまとめてしまう。
    言葉に耳ばかりでなく、心も傾けてしまう。

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著者プロフィール

ルポライター、キャッチセールス評論家、悪質商法コラムニスト。1965年北海道旭川市生まれ、宮城県仙台第三高等学校、日本大学法学部卒業。雑誌にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。これまでに街頭からのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100カ所以上。キャッチセールスのみならず、詐欺・悪質商法、ネットを通じた詐欺商法にも精通する。2022年「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(ytv系)などで旧統一教会に約10年間在籍していたことを公表し、大きな反響を呼んだ。著書に『ついていったら、こうなった』(彩図社)、『あなたはこうしてだまされる 詐欺・悪徳商法100の手口』(産経新聞出版)、『だまされた! 「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)、『マンガ ついていったらこうなった』『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』『あやしい求人広告、応募したらこうなった。』『サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」』『サギ師が使う 交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』(イースト・プレス)などがある。

「2022年 『信じる者は、ダマされる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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