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感想・レビュー・書評
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会社に、リトグラフを買った人がいました。
50~100万円くらいだったと聞いたように思います。
この本に出てくる詐欺事例は、どれもそのくらい前後の費用を出させるものです。
リスクを冒して人からお金をだまし取るビジネスとしては、このくらいの費用を回収しなければ割に合わない、ということなのでしょう。
クーリングオフできるから大丈夫、というように思われるかもしれません。
しかし、そのような手続きをとらざるを得ない状況にならないことが大切です。そのために、消費者も勉強しましょう。
リトグラフの展示即売会は、私も若いころに声をかけられてのこのこ入ってしまったことがあります。イルカの絵を薦めてきましたが、好き嫌いありますよね。私はずばずば「好きじゃない」って言ってしまったかも。もちろん買いません。
自分から(自らの意思で)店舗に出向いて購入契約を結んだものはクーリングオフにはなりません。そこが狙いで展示会場に足を向けさせているのだと思います。キャッチセールスの場合はクーリングオフできる、という規定もあるのでこの場合は適用できるかもしれませんが、どちらにせよ面倒に巻き込まれないほうがいいことは言うまでもありません。「彼は自分から展示会場にきました」と言われて、反論/証明しなければいけないのは自分です。
(私は1,000円でも、ただでも要らないわ。あのイルカの絵。)
見るだけ無料、体験無料、、、、
無料はありえません。異様に安いエステ体験も最近目立っていて気になります。
無料/低価格の分はどこかで回収しなければなりません。もっと大きな形であなたから回収されてしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポ。多田 文明先生の著書。悪質なキャッチセールスは無視するのが一番だと知っていても、悪質なキャッチセールスを悪質なキャッチセールスだと気付かなかったり、悪質なキャッチセールスかもしれないと思っていてももしかしたらという欲望や誘惑に負けて悪質なキャッチセールスに引っかかってしまうことはあるのかもしれない。でもキャッチセールスのすべてが悪質なキャッチセールスというわけではないから、決めつけてしまうのは失礼なのかな。