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- / ISBN・EAN: 4988111244574
感想・レビュー・書評
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冒頭のアクションが楽しい。こんなボブスレーみたいな装具、あったらいいな。でも上り坂になったらアウトだな。その後はジャッキーらしいコミカルな展開…、前半だけでおなかいっぱいになり、最後まで見れなかった。
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ジャッキー・チェン扮する「アジアの鷹」の最新作。
今作を以てジャッキーが自らスタントすることはなくなるそう。
一体、おいくつになられたんだろうか、と思って調べてみたらもうすぐ還暦!よくもまぁ長い間自らスタントされていたなぁと感嘆するばかり。
そんな今作は原題が『十二生肖』。昔、台湾でもこのようなタイトルの映画があったようだから、中国ではわりと題材にされやすいテーマなのかもしれない。まぁ、そのまんま十二支だし。
中国、清の時代(1616-1912)、雍正帝から乾隆帝の治世に建設された円明園。そこには中国初の西洋風宮殿や噴水等が造られた。その後、アロー戦争(第二次アヘン戦争とも)の際に、英仏連合軍が侵入し略奪・破壊されたのは史実として世界史の教科書にも載っている。今作は、その際略奪されたものとして、十二支の像を挙げ、これを使って儲けようとするオークション会社と、最初こそその話に乗ったものの、後に考えを改め、十二支像を国に戻そうとするジャッキー等の争奪戦を描く。
「アジアの鷹」というと『サンダーアーム:龍兄虎弟』(1986年)や『プロジェクト・イーグル』(1991年)を思い出す。劇中、ジャッキーはそのまま「ジャッキー」と呼ばれていたが、今作では「JC」となっていた。ま、おんなじだと思う。使われる車もやはり「三菱」。ジャッキーと相性が良いのでしょうね。
アクションも含め、これまで通りジャッキーの冒険活劇は楽しんで観ることができた。ただ、今回は若干ながら政治的なメッセージが含まれていたのではないかなと感じた。仲間として出演していたクォン・サンウ、二枚目で好きな俳優の一人だが、彼が韓国人だからだろうか、物語の最後には実際にあった『朝鮮王朝実録』の返還に関するニュースが報道されていた。
悪い奴を倒す、というような一昔前の演出を避け、悪いことをしていた人は法によって裁かれるとし、国に戻すべく宝を守るということに主眼が置かれていたように思う。
「国宝」というのは勿論、もとあった国に置かれるべきだ思うし、基本的には戻した方が良いと思う。しかし、場合によっては戻したら破壊されてしまう可能性があったり、保存できる技術力がないという場合もあるため、なかなかすんなりとはいかないのが現状ではないだろうか。
絵画に至ってはいまだに盗難にあったり、証拠隠滅のために焼却されてしまうことがあるようだし。
今一つ不完全燃焼に感じたのは、十二支の像が次なる大きな宝の話に繋がっていなかったこと。それこそ一昔前であれば、12の像が集まり、特定の場所に置くと、秘法の在処が判明するような形になっていたと思うのだが、それがなく、「国宝」として国に戻すべきだということで終了しているため、気持ちはわかるのだけど、娯楽映画としてはもう一歩欲しかったように思う。
『プロジェクト・イーグル』から今作までの間に、所謂冒険活劇モノの映画が数多く製作されているから、ネタを練りこむことが難しいということもあるでしょうけれど、中国はそれこそ長い歴史があるのだから、まだまだ豊富なネタが見つかるのではないかと思う。 -
断片的にしか憶えていない。坂道をローラーのついたスーツで滑るシーンや火山に落下していくシーン。何かを探していたような…
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劇場公開時、友達に「ジャッキーがハードにアクションするのってもうこれで最後らしいから観に行こうぜ!!」と誘われ、「お、おう…」となり映画館で観ました。
その時は「最後がこれかよ!くっだらねぇなぁ〜w」とけっこうガックシきて劇場を後にしました。途中で寝たし。
BSで、ジャッキーとリンチェイ共演の『ドラゴンキングダム』が放映されるのかと勘違いしてたらこれでした……というわけで期待せず鑑賞。
ジャッキーの、わりと最近のイタい発言にもけっこうガックシきてたんで、劇場で観た時に嫌だった理由もそこなんだけど、改めて見直すとけっこう面白かった。アクションシーンもかなり盛り込んでるし。
ただ、盛り込みすぎで肝心のストーリーの方が……ココとJCの議論で色んな考え方がある、とフォローしてるのはよかったけど、じゃあJCが考え方を改めたのか?というとよくわからないですね。
贋作作ってる企業は悪者なんだけど、他に詰め込んでる要素のせいでそこもぼやけてる感じが。
内容は、最近の『ミッションインポッシブル』や007等と、元々のアジアの鷹シリーズがそうだったようにインディジョーンズを足したような内容。
トレジャーハンターって言うけど結局それ盗掘だよね?ってのと、海賊って今こうだよね?ってのを入れてるとこは、実はけっこう意欲的にちゃんとしてるとこなんじゃないのかなと。
没落したフランス人女性がインゴットで復活できたオチをつけてれば、もうちょっとよかったかな〜。 -
アメリカ人向けに作っているので、おもしろくない。
時間を無駄に使った気分。
オークションという題材がそもそも。
女優たちが細い。 -
2015年11月25日観賞。財宝を富豪から盗む泥棒JC(ジャッキー)、中国の国宝・十二支の彫像をターゲットにした盗みは、やがて国を揺るがす大規模なものに・・・。ジャッキーが「アクション映画は引退」と宣言したことで話題になった映画という。世界観は『サンダーアーム』『プロジェクト・イーグル』らと共通というが、ジャッキー流インディージョーンズというか、独特のユルさはこれはこれで楽しいが、後半に噴出する「中国の財宝を返せ」「先進国の横暴を許すな」というメッセージは少々座りの悪い思いがする・・・。中国人の本音でもあるだろうし、彼らのその主張にも尊重すべき点はあるとは思うが。ジャッキーの軽やかな動きにも「ワイヤーあんだろうな」と思ってしまうのは悲しいが、路上での高速チェイスやダイビング格闘などは新鮮なシチュエーションで楽しめた。そんなこと言わずにもっとカンフーアクション映画を作っていってほしい。
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ジャッキー最期のアクションか。
年齢を考えるとすごいよな。
ストーリーは中国韓国の言い分そのままで少し不愉快でした。