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感想・レビュー・書評
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今から30年以上前、80年代半ばの地方における政治、選挙を取り扱った本。田中角栄の新潟3区、千葉金権選挙、北海道の社会党王国、徳島の政争、鹿児島の保守地盤、滋賀県の武村さんなどが出てきます。その後の展開を考えると、本書で取り扱った人物のうち、最も舞台回し側にいたのが、多分サブで扱ったであろう武村さんであったのは面白いところです。まさか、政党を作って大蔵大臣になるとは思っていなかったでしょう。
あれから地方政治が変わったのかと言われれば、どうなのだろうか。相変わらず国土強靭化という名の下に利益誘導が図られている一方で、地方の疲弊ぶりは当時と比べ物にならないほどひどい。結局政治はここ30年で何をなし得たのか、考えさせられます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
取り上げられた「地方」は、以下のとおり。
なお、原書は1986年発行のため、全て中選挙区である。
・新潟三区
・千葉
・北海道五区
・鹿児島三区
・徳島
・滋賀
・新潟三区(再訪)
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