戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで (講談社現代新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • さすがは学者、教授という感じ。変なバイアスがなく、色々な角度、とりわけ国民の感じ方、受け止め方を捉えようとする姿勢は勉強になった。特に為政者側、軍部側からの視点で書かれる文章が多い中、外国の文献からの抜粋など、バランスの取れた講義になっていると思った。またいつか読み返したいと思う。

  • 戦争に至る動機と理屈の変遷を辿る。初期の自衛のための切実さが次第に自己中心的に変わっていく様を分かりやすく.かつ論理的に解説してくれる良書。
    物事の組み立て方は日本の様々ところで見受けられる感もあり、日本人特有の性質かと考えたり。

  • 「戦争学」概論は戦争の世界史でしたので、次は日本史ってことで本書を。征韓論から太平洋戦争まで、そこには戦争の論理と世論の形成がありました。

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著者プロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科教授

「2023年 『「戦前歴史学」のアリーナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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