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感想・レビュー・書評
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あらすじをつかむには最適。相変わらず、よくまとめられている。シャイロックがかわいそうではある。
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まんがで読破シリーズを暇つぶしに眺める。
今回はヴェニスの商人。
全く予備知識なしで読み始める。アホですみません。
シェイクスピアの作品なんですね。
どんな話かと思いきや、
予想外の胸糞展開で意外と面白かった。
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シャイロックというユダヤ教の金貸し(見た目から悪者)と、キリスト教の貿易商と友人たち(リア充)たちの、貸した金を巡った確執する物語。
話の構図は、金にがめついシャイロックが、
一方的な悪で、それを懲らしめるキリスト教徒。
最後はシャイロックに裁判でバチがあたって大団円。
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現代人の私にはどうみても、
シャイロックがそんなに悪い奴に見えず、シャイロック可哀想という感想しかない。
貸した金に利子をとることが、そんなに叩かれたんだね。昔は。
てかむしろパリピで傍若無人なキリスト教徒達の方が感じ悪いから。ホント。
ひととおり読み終わった後に、この終わり方に愕然として、
え?マジでこんな仕打ちでシャイロックおわり?これで名作?
と思って、ネットで感想調べたら、みんな同じ事思っててやっぱりと思った。
まぁ当時はこれが、勧善懲悪のエンターテイメントととして、
成立してたんだろうから、まぁその感覚の違いにびっくり。
ストーリーはともかく、逆にその辺がいろいろ興味深く読めるので、
読んで損した感じはしないという変な感じ。
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以上。マンガで読破シリーズをさらっとよんだだけの感想でした。
原作読んでませんし、たぶん、間違いなく、読まないですね!
★★★☆☆ -
当時の価値観としては喜劇だろう。しかし、ユダヤ人に対する差別に注目するとシャイロックの悲劇とも読める。15分で読めます。
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肉は切り取ってもいいが血を流してはいけない、という部分だけは聞いたことがあったかもしれない。元々がそういうストーリーなのかマンガの表現によるものなのか分からないが、「え、これで終わり?」という感じだった。シャイロックの心情が多く描かれていた割にはずいぶん報われない終わり方だな、と。マンガだから違和感があるだけで、15世紀の古典だと思って読めばそういうものかもしれない。
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え、これユダヤ人差別の話?
全然納得できない結末。
シェイクスピアってレイシスト?
こうやってイライラできるくらい漫画の出来は良かったです。
シェイクスピアがムカつくだけ!