文明崩壊 上巻 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読みにくくて難しい。本の量もボリュームがある。
    文明はいかにして崩壊していったのかが綴られている。
    現代にも当てはまるし、会社や個人のミクロレベルでも当てはまりそう。
    ■文明崩壊に向かう5つの要因
    ①環境被害、
    ②気候変動
    ③近隣の敵対集団
    ④友好的な取引相手の減少
    ⑤環境問題への社会的対応
    環境破壊などは経営資源などを散財してしまうことや取引相手の減少は連鎖倒産にもつながる。
    国,文明崩壊も倒産もマクロかミクロの違いでしかないのでは

  • 読んでいて同じくジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』ほどのインパクトはない。

    本書では社会が崩壊する要因を5つに整理している。すなわち、
    ①環境破壊
    ②気候変動
    ③近隣の敵対集団
    ④近隣の友好集団
    ⑤社会的な対応(制度や文化)
    である。事例パートが分厚く、通読するのには根気を要し、やや退屈でもあった。
    下巻の方が面白そうなので、期待。

著者プロフィール

1937年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校。専門は進化生物学、生理学、生物地理学。1961年にケンブリッジ大学でPh.D.取得。著書に『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』でピュリッツァー賞。『文明崩壊:滅亡と存続の命運をわけるもの』(以上、草思社)など著書多数。

「2018年 『歴史は実験できるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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