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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (204ページ)
感想・レビュー・書評
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難易度は大学学部上級レベル。単なる啓蒙本だと思って手に取ると痛い目に遭う。専門書ほどではないが、紛れもない数学書である。
他の黒川・小山先生の著書と同じように細かいことは論証していないが、学ぶための道筋は示し、より大きなストーリーを的確に叙述していくスタイルである。
肝心のabc予想については、望月論文にも随所でふれており、著者たちの業績もふまえながら、歴史をたどり最先端の興奮を伝えてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般書とは言えない内容、読むだけで理解するのは至難の内容で、ある程度自分で書いていかないと、単なる数式のオンパレードになる。新書と思って読み始めると、その内容の濃さに圧倒される。
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途中までは読み物的に読んで数式証明部分は読み飛ばしながらなんとか頭に入ってきたが、5章の楕円曲線のところで図形とは何かという説明に入ったあたりで読むのを断念した。
昔、サイモン・シンのフェルマーの最終定理を読んだがこの手の本で、読み手を置き去りにせずに最後まで読み切らせてくれるような構成をとるのはほんとに難しいと思う。 -
自分の頭では序盤までしか理解できませんでした。
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