白夜 (角川文庫) [Kindle]

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  • 孤独な青年は、恋した少女の幸せのために奔走した。愚かなまでにやさしく、内気な性格の彼は、後の『虐げられた人々』や『白痴』の主人公を思わせる。ドストエフスキー初期の、悲しくも美しい作品。

  • 主人公と少女の出会いやいきさつなどから始まる。
    後半の主人公と少女の愛の語りあいの表現がとても良かった。想像していてお互いが愛し合っているのを感じた。
    まさかとは思ったが、最後に愛していた人が現れ、夜があけるように二人の関係が終わり、普通の関係に戻る切ないストーリである。

  • 愛すべき饒舌さとセンチメンタリズム、これこそが僕の読みたかったドストエフスキーなのだ。

  • 全篇痛々しさが漂う作品。
    主人公とナースチェンカ、どちらの気持ちも切ないね……
    とか思いながら、最後のオチでつい笑ってしまったw
    若い時に読めば別の感慨にひたれたかもね。

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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