絶望ブランコ (光文社文庫) [Kindle]

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  • サーカス団の花形、空中ブランコのフライヤーの美しい母と父親違いの姉と弟。コンテナで暮らし各地を放浪とした子供時代。姉と弟が再会した時は姉は盲目になっていた。
    姉の視点からと弟の視点で物語は進み、刹那的な世界観と空中ブランコを思わせる、危うい二人の関係がタイトルとマッチしていて、良かった。

  • 途中までは面白かったですが、段々あまり関係の無い回想シーンなどが多く出てきて中だるみしてきました。ラストはハッピーエンドに一見見えますが実際はどうなんでしょうね

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著者プロフィール

1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。

「2023年 『破滅へと続く道 右か、左か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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