アルプスを越えろ! 激走100マイル―世界一過酷なトレイルラン― [Kindle]

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  • 世界的に有名なトレイルランナー鏑木毅さんが、モンブランでの過酷なレースの様子や、トレイルランを始めたきっかけ、日本でのトレイルラン普及に向けた熱い思いなどを語った一冊。

    アルプスの山々の中を100マイル、160キロを昼夜通して走る、ウルトラトレイルラン。鏑木さんは、そこで日本人最高の4位に入った方です。レースの様子は過酷そのもの。そこで奮闘する鏑木さんの姿が読んでいて浮かんでくる。また、様々な困難の中で、トレイルランを日本にも根付かせようとする彼の情熱も、すごいなと思いました。

    ランナーはもちろん、そうでない人でも、彼のチャレンジ精神に触れることで、元気をもらえるのではないでしょうか。結果を自慢することもなく、少しもいやらしさのない語り口もすがすがしいです。

    最後に、過酷なレースを目の前にしてもそれを「楽しむ勇気を」持つことが大切だ、という一言には特にシビれました。

  • 今年初挑戦しようとしているトレイルラン。いつかUTMFに出場したい!

  • 自分もガンバロっと。

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著者プロフィール

1968年、群馬県生まれ。日本を代表するプロトレイルランナー。早稲田大学競走部に所属し、箱根駅伝を目指すも、故障で断念。公務員をしていた28歳の時、野山を走るトレイルランニングと出合う。2005年には日本国内の三大レースを制覇。’07年世界最高峰の100マイル(160キロ)レース「UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)」を日本人過去最高位の12位で走破、’09年には3位入賞を果たす。以降、’12年まで連続出場。’19年に50歳にして再びUTMBに挑戦。125位で完走を果たす。

「2022年 『50歳で100km走る!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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