中世の食卓から (ちくま文庫) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • 中世ヨーロッパの食というものについてキリスト教や当時の文化、政治などと絡めてわかりやすく、かつ、興味が持てる形でつづられたエッセイ。食から中世の人々の精神世界も垣間見える気がしました。

    fast(食断ち)をbreak(破る)から来たbreakfastの語源やdinnerとsupperの違いなど、前から不思議に思っていたことの理由もわかりとても楽しく為になった1冊でした。

    しかし、本当に西洋は宗教と生活が密接にかかわっているのだなぁ…。キリスト教を知らないと理解できないことがいっぱいあるね。

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著者プロフィール

英国ケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究。文学博士。神奈川大学名誉教授。著素に『マリー・アントワネットの宮廷画家』『図説ヨーロッパの王妃』『図説イギリスの王室』『エリザベス』など多数。

「2014年 『マリー・アントワネット ファッションで世界を変えた女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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