初速思考 30代で一気に突き抜ける人の集中戦略 [Kindle]

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  • 日本実業出版社
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感想・レビュー・書評

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  • 30代に限らず、成果を早く出すためのスケジュールやプロセスを設計する上で参考になった。

    ①はじめの30日は、「初速」を上げて見える結果をすぐに出す
    ②次の30日は、成功を分析し、行動を集中させて「加速」する
    ③最後の30日は、今までの経験から「成功パターン」を導いて一気に加速する

    自分の目標をスモールステップでも1ヶ月で達成する意識、そこから加速していく意識を持ち続けることが重要。途中で意識を途切れさせないことがもっと重要で、継続は難しいとも考えさせられた。

  • ミスした時はアクションノートで対策を打つ
     →野口のチェックシートは、手順が記されてない。   
      「1.2.3.4〜の順に手順がしてみよう」★

    1行でいいから記録する
     観点:目標、スキル、マインド

    感情をトリガーにする
     1感情:怒られて悔しかった
     2誰にいつどうした:長澤さんにapi仕様整理の打ち合わせの時に怒られた
    3何に対して?なぜ?  
     依頼が直前になっていることに。

    振り返りは人から受けたものを重視する。
     小松崎さんからの指摘を取り入れる


    振り返りで重視するポイント
     1すぐに記録できる
     2すぐに編集更新できる
     →エバーノートやワンノートがおすすめ
     3すぐに見返せる

    振り返りの時間を確保する。
     朝 or 昼 or 晩

    振り返りそのものを自問して振り返る
     振り返りがうまくいったか
     どの時間帯なら良かったか
     どこ、どの環境ならできたか
     今後良くするにはどうしたら良いか

  • ワーママはるさんきっかけで。
    うん。仕事できる人の成功例という感じで、仕事できない自分には遠く感じたので斜め読み…
    しかし後書きが全てをまとめていて良かったです。根底はメモを取り愚直にPDCAを回すっていうこと。私はまずそこのモチベーション保つのが大変、そこをね、仕組み化していかないと。

  • Voicyパーソナリティのワーママはるさんが、この本を読んで仕事の初速をつけることを学んだとお話しされていたので、手に取ってみた。
    仕事でよりよい成果を出したいと思っている方にとって、役立つお話しだと思う。

    初速思考とは、「見える結果をすぐに出す」ための思考法と行動法。
    初速を高めるための集中戦略のエッセンスは次の3点。
    1.PDCAのPよりも「C」に集中させて高速回転させる
    2.「成功要因の展開」に集中し、一気に展開する
    3.生み出した時間を「成長」に再投資する

    1については、通常はPに時間がかかりすぎてしまうので、まずはCにフォーカスし、 P→D→C→Aという順番で回していくのではなく、C→A→P→Dの順番で取り組むようにするとのことだった。

    2は、通常は失敗の要素に意識が向き、これを克服することに時間を使ってしまうが、これは減速。突き抜ける人は、失敗の克服を失速しない程度にとどめ、成功要因を分析してそれを一気に展開している。

    特に印象的だったのが、90日で成果を出す方法。90日を3つに分け、30日で初速、次の30日で加速、最後の30日でパターン化をする。仕事だけでなく、ダイエットなど他のことにも活用できるということが、なるほどと思った。

    1 
    ・目標を立てる ・目標の完璧さよりも、見える結果を優先する ・小さくてもいいからなんらかの行動をする ・その過程を「1日1行」でいいので記録


    ・フェーズ1でうまくいった要素をさらに発展させる ・目標とのずれはフェーズ1の経験をもとに修正する ・うまくいった要素をアクションリストにまとめる ・集中して行動することを決めて、さらに大きな成功体験を蓄積する ・1日1行の記録は継続


    ・フェーズ2までの経験をもとにアクションリストをブラッシュアップする ・これまでの経験を他の人に話してアドバイスをもらう ・これまで未着手の目標を実行したり、次の 90 日プランを立てて当初の目標をさらに加速させたり、ペース配分を修正

    筆者は、自分の「人生戦略ノート」に夢やビジョンを書き、時間さえあればそれを振り返ったり更新したりしているそうだ。
    いつを目標にするのか、それまでに何が不可欠なのか、数値的に表せる目標はないか? 
    それを手助けしてくれる人はいるか、過去にどのような類似体験をし、それをどう生かせるか? 
    そしていま何をすべきか? 
    できるだけ「行動」に落とし込むことが大事。

    行動指針
    ①本を読んで勉強になったことは即実行
    ②セミナーの休憩時間や質疑応答の時間に講師と話す
    ③夢やビジョンを描く。目標は、できるだけ行動に落とし込む。

  • 振り返りの技術という面では、かなり具体的でわかりやすかった。良書だと思う。

    次はフェーズという概念を学期に合わせて実践してみようと思う。そうした上で、成功体験にフォーカスしていく方法が、子どもたちの成長にも同じように適用できるか試してみたい。。

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著者プロフィール

1975年山口県下関市生まれ。

大学卒業後、グローバルに展開する外資系大手ソフトウェア企業SAPに入社。
以来、入社1年目で社長賞受賞、29歳で副社長補佐、30歳で部長に着任、35歳で本部長に昇格。
SAP全社10万名のなかのハイパフォーマンス(上位2%)を挙げた人物に7年連続で選抜される。

2007年、INSEAD大学でエグゼクティブMBAを卒業。

日本の大手製造・流通企業ミスミでGMとしてグローバル新規事業を推進した後、
現在はNASDAQに上場している外資系IT企業「ライブパーソン(LivePerson)」の日本法人代表。

プライベートでは勉強会を定期的に開催し、参加者は累計1000名を超える。

現役のビジネスパーソンでありながら、これまで8冊の書籍を出版。プレジデント、ダイヤモンド、東洋経済、日経ビジネスアソシエなど各種メディア掲載実績多数。

オフィシャルメルマガは2017年・2018年それぞれまぐまぐ大賞を受賞。
2019年からは金田博之ニコニコチャンネルを放送開始。

「2019年 『成功する人の 英語ノート活用術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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