私本太平記 12 湊川帖 [Kindle]

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  • 2013年10月22日発売
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感想・レビュー・書評

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  • R2.8.16~R2.10.5

  • 楠木正成が再度戦地に立って討ち死にし、足利尊氏が京都に入る。
    思った以上に楠木正成の描写はあっさりとした印象であった。

  • 滅びの美学というか何というか、楠木正成の最期のくだりはちょっと考えてしまいますね。ここに描かれる描写の、さらに深層を超えていかなければ、と改めて感じ入った次第。
    一方、直義、足利の伝統的系譜なんですかね、この人物?最近読んだ『応仁の乱』の足利勢のグダグダ感をこの人物に見出してしまいます。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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