物語 アメリカの歴史 超大国の行方 (中公新書) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • バスタブに浸かりながら読むkindle本を探していた中で、久しぶりに見つけた著者の名前。アメリカ史研究、特に黒人の(人種差別の)歴史研究の第一人者、という学生時代の記憶がよみがえって迷わず購入。

    書名の通り、まさに「物語」を語るように綴られたアメリカの歴史。歴史の著し方にこんなやり方もあるのかと、1991年発行の本に今さらながら感動する。

    賞味期限が切れているという書評も見かけたけれど、その意見にはワタシは組みしない。その時点での歴史の見方を楽しむのが正しい読み方だと思うから。

  • p.118 「奇妙な果実」:予め予告され、女性や子どもまで集まり楽しむだけでなく、心臓や肝臓の薄切りをみやげに持ち帰ったという。
    ☆それをどうしたのか?

  • 著者の猿谷要(1923-2011)は東京女子大名誉教授であり、アメリカ史研究の第一人者である。
    本書のプロローグにもあるように、夫婦でアメリカ中をドライブする研究スタイルであった。

  • タイトルの通りで、アメリカの歴史を植民地開拓の時代から現代までを解説。1冊にまとめた本なので概略プラスアルファという感じで、歴史の教科書より詳しいけど専門書の如くではない。なので読みやすい。
    2021年1月、もうすぐ新大統領が就任するけど、本文中にある在任中に病死または暗殺された大統領の共通点というのが非常に気になる。

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著者プロフィール

東京女子大学名誉教授。主な著作:『検証アメリカ500年の歴史』(平凡社,2004),『アメリカを揺り動かしたレディたち』(NTT出版,2004),M・L・キング『黒人の進む道』(訳,明石書店,1999)。

「2005年 『民衆のアメリカ史 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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