物語バルト三国の歴史 エストニア・ラトヴィア・リトアニア 物語 バルト三国の歴史 エストニア・ラトヴィア・リトアニア (中公新書) [Kindle]

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  • ソビエト連邦の支配を抜けることで発展した。ウクライナの繁栄もロシア連邦から切り離されることにあるだろう。
    バルト三国と一まとめにされがちであるが、歴史的にはリトアニアはポーランドと一体化しており、バルトに含まれなかった。また、エストニアはフィンランドに近い。バルト連邦のようにはならない。
    ペレストロイカ、冷戦崩壊の結果、独立したように見えるが、連邦からの独立を求める民衆の運動があった。
    社会問題には麻薬の濫用がある。これは旧ソ連や東ヨーロッパ諸国との残念な共通点である。240頁

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著者プロフィール

昭和女子大学大学院生活機構研究科・人間社会学部教授。主な著作に『環バルト海――地域協力のゆくえ』(共著、岩波書店、1995年)、『下位地域協力と転換期国際関係』(共著、有信堂、1996年)、『ポーランド・ウクライナ・バルト史』(共著、山川出版社、1998年)、『ヨーロッパ統合のゆくえ』(共著、人文書院、2001年)、『物語 バルトの歴史』(中央公論新社、2004年)、『ヨーロッパの東方拡大』(共著、岩波書店、2006年)、“Dimensions and Geopolitical Diversity of ‘the Baltic’ -then and now-” (Regions in Central and Eastern Europe -Past and Present-, Slavic Research Center, Hokkaido University, 2007)、「ラトヴィヤをめぐるナショナル・ヒストリーの展開――ラトヴィヤ共和国の成立をめぐって」(『学苑 人間社会学部紀要』、昭和女子大学、2008年2月号)、“Japnas -Latvijas attiecibas starp diviem pasaules kariem,” Latvijas Kara Muzeja Gadagrmata,, IX, 2008,Riga、『変貌する権力政治と抵抗――国際関係学における地域』(共著、彩流社、2012年)他。

「2016年 『ラトヴィアを知るための47章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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